新卒向け就活エージェントは使うべき?おすすめの理由と選び方を解説
新卒向け就活エージェントは使うべき?おすすめの理由と選び方を解説
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就活エージェントを利用して就活を有利に進めよう!

これから就活を始める大学生のなかには、

「就活を始めるにあたってリクナビやマイナビ以外に登録すべきサービスはあるのか」

「『就活エージェント』が気になっているが詳しい内容を知らない」

という方がいるのではないでしょうか。初めての就活で不安を頂いている新卒の就活生には『就活エージェント』の利用をおすすめします。

就活エージェントは文系理系問わず、プロのアドバイザーが就活相談から選考対策まで幅広くサポートしてくれるおすすめのサービスです。

今回は就活をスムーズに進めたい就活生に向けて、新卒向けの就活エージェントについて紹介します。

就活エージェントの特徴やおすすめの理由、注意点を紹介したのちに、具体的な就活エージェントの選び方と就活エージェントを利用するステップについても解説します。

目次

新卒向けの就活エージェントとは?

新卒向けの就活エージェントとは

そもそも「就活エージェント」には、どのような特徴やサービスがあるのでしょうか。ここでは、就活エージェントと就活サイトの違いなどを紹介します。

就活サイトとエージェントの違い

就活をする際、リクナビやマイナビといった無料で利用可能な就活サイトを閲覧するのが一般的です。就活サイトと就活エージェントの違いはどのような点にあるのでしょうか。

リクナビやマイナビような就活サイトは求人や就活に関するノウハウなどの情報を掲載するWebサイトのため、求人に応募する際に必要となる志望動機やご自身の強みなど、記載する内容は自身でまとめ上げなければなりません。

一方、就活エージェントは、就職に関する専門アドバイザーが相談に応じ、選考時や内定後のサポートまでおこなってくれます。

そのため、自分の強みや経歴を洗い出して整理したり、書類添削や面接対策をしたりする際に、専門アドバイザーから客観的なアドバイスをもらうことができます。

また、専門アドバイザーから自身に合った企業の求人を紹介してもらうことも可能です。

無料で利用できる

「手厚いサポートをしてくれるのに無料で就活エージェントに相談できるのは怪しい…」と不安を抱く方もいるでしょう。

しかし、就活エージェントは学生と企業がマッチングした場合に、企業から報酬を得るという仕組みになっているため、ほとんどの就活エージェントは無料で利用することができます。

無料で利用ができて就活のアドバイスももらえるため、1人で就活を進めるのに不安を覚えている人にとっては利用しない手はありません。

一部有料サービスも存在しますが、無料で利用できるサービスだけでも充分なサポートを得られるのでまずは気軽に登録をしてみましょう。

利用をおすすめする4つの理由

利用をおすすめする4つの理由

簡単に就活エージェントの魅力について触れましたが、ここでは新卒でも就活エージェントを利用する主なメリットを4つ、具体的に紹介します。

①就活の専門家に相談できる

「自分にどんな強みがあるかわからない」「自分に合った企業をどのように探せばいいかわからない」という悩みを持つ就活生は多いものです。

就活エージェントを利用することで、就活に関するどんな悩みでも、就活の専門アドバイザーにマンツーマンで相談することができます。

また、アドバイザーは各企業の担当者とやりとりしているため、業界に精通していたり企業ごとの社風などをよく理解しているアドバイザーもいます。

就活に関する漠然とした悩みから、特定の企業に就職したい場合にどのように就活を進めるかといった具体的な相談まで応じてくれる専門アドバイザーの力を借りられることは、就活において大きなメリットです。

②サポートが手厚い

就活エージェントは、登録後から内定後まで充実したサービスを提供しています。登録を済ませると専門アドバイザーとの面談に始まり、求人の紹介、書類添削、面接対策などのサービスを受けることができます。

就活エージェントを利用する際の具体的なステップは後述します。とくに、書類添削や面接対策は自身だけでおこなうには限界があります。

知人や在籍している学校の先生などに依頼する際は、特定の業界に合わせた具体的なフィードバックを得たり、人事担当者の目線で添削してもらったりすることは難しいでしょう。

就活エージェントの専門アドバイザーに書類を添削してもらい、面接の相手になってもらうことで、選考を通過しやすい内容へと磨きをかけていくことができます。

③見つけにくい求人に出会える

就活サイトなどに掲載されている求人でよく目にするものは、大手企業の求人であることがほとんどです。

それは、多額の採用費用や広告費用をかけている企業の情報が、目に付きやすい位置に掲載されるようになっているためです。

就活エージェントを利用すれば自身で検索する場合には見つかりにくい求人でも、専門アドバイザーが就活生の適性に合った求人を紹介してくれます。

多角的に求人を探すことができるようになるため、幅広い就職活動ができるようになります。

④セミナーなど多くのイベントに参加できる

就活エージェントは就活に役立つさまざまなイベントを開催しており、登録するだけでセミナーや座談会に参加するきっかけを増やすことができます。

たとえば、就活セミナーでは、自己分析をしたりグループディスカッションをしたりと、就活におけるスキルを高めることができます。

また、座談会では企業の社長や担当者と直接話をすることができ、企業の雰囲気や取り組みを知ることができます。

ときには、特別選考を受けられる権利をもらえることもあり、書類選考や一次選考を飛ばしてその後の選考に進むことができる場合もあります。

利用する際の3つの注意点

利用する際の3つの注意点

就活エージェントを利用する際は、メリットだけではなく注意点も把握しておくと、就活エージェントをより効率的に利用することできます。

ここでは、就活エージェントを利用する際の3つの注意点を紹介します。

①担当者と相性が合わない場合がある

「就活相談をしましたが紹介される求人にあまり魅力を感じない」「面接対策をしているのになかなか内定がもらえない」など、担当者と相性が合わない場合がある点がエージェントサービスを利用するデメリットをと言えます。

担当者となった専門アドバイザーと相性が合わない場合は、遠慮せずに担当者を変更することが重要です。

自身の適性や希望をよく理解してくれる専門アドバイザーと就活を進めることが、満足のいく就職につながります。

また、登録する前に就活エージェントの評判もチェックしておくとよいでしょう。

②就活エージェントごとの特徴を把握する

就活エージェントとひとくちに言っても、それぞれ特徴があります。

たとえば、リクナビのように幅広い業界や職種の求人を掲載する「総合型」と言えるエージェントもあれば、ITエンジニア向けのような特定の分野に特化した「特化型」と言えるエージェントもあります。

就活に対する漠然とした悩みを相談したい場合は「総合型」で幅広く模索し、ある程度応募する業界が絞れている場合は「特化型」に登録するなど、自身の状態に合わせて就活エージェントを選びしましょう。

③複数の就活エージェントを同時に利用する

就活エージェントにはそれぞれ特徴があり、無料で利用することができるので、複数の就活エージェントに登録するのがおすすめです。

ただし、複数のエージェントから同じ企業の求人に応募しないことと、徹底したスケジュール管理をすることに注意しましょう。

同じ企業の求人に応募すると、企業側から他のエージェントからの応募があったことが担当者に伝わり、企業や専門アドバイザーに不信感を抱かせる可能性があります。

また、複数のエージェントから複数の企業の求人に応募することで、面接の日程が重なってしまうなどのリスクがあるため、スケジュール管理も欠かせません。

就活エージェントの選び方

就活エージェントの選び方

ここまで、就活エージェントの特徴やメリット、注意点について解説しました。それらを踏まえたうえで、就活エージェントを選ぶ際のポイントをみていきましょう。

どのようなサポートが受けられるか

就活エージェントが提供しているサービスは、基本的には共通しています。

  • 専門アドバイザーとの面談
  • 求人の紹介
  • 書類添削
  • 面接対策

ES(エントリーシート)の添削やSPI対策があります。他には企業での面接に専門アドバイザーが同席してくれるエージェントもあります。

細かな部分で差別化されているため、自身が求めるサポートが受けられるかどうかを、評判や口コミがどうか、など登録前に調べることが重要です。

保有している求人の数や質はどうか

エージェントによって保有している求人数は異なります。前述した「総合型」と「特化型」については、「総合型」のほうが求人数が圧倒的に多い一方で、自身が求めていない企業の求人も多く掲載されています。

「特化型」は、「総合型」に比べて求人数は少ないものの、自身が志望している業界や職種に厳選されているため質の高い企業の求人に出会いやすくなるでしょう。

「特化型」には、業界や職種に限らず、新卒や第二新卒、既卒、女性など、さまざまな属性に特化した就活エージェントもあります。

就活を始めたばかりのタイミングでは、まずは「総合型」の大手の就活エージェントに登録して、就活エージェントの使い方を理解するとよいでしょう。

就活に慣れて分野が絞れてきたら「特化型」の就活エージェントにも登録することをおすすめします。

オンラインでのサポートをおこなっているか

コロナ禍において対面での就活が困難になったり、遠方に住んでいても遠隔で働ける仕事を求める人が増えたりと、就活の環境がここ数年で大きく変化しました。

こうした変化に対応し、オンラインでのサポートを実施する就活エージェントが増えています。

本来、面談や面接は対面で実施するほうが、就活生側も就活エージェント側も信頼関係を築きやすいため、対面が望ましいと言えます。

しかし、社会情勢や居住地の関係で、対面することが叶わない場合もあるでしょう。

オンラインでのサポートに力を入れている就活エージェントに登録していれば、専門アドバイザーとの面談だけでなく、企業との面接もオンラインで実施できる可能性があります。

就活エージェントを利用する流れ

就活エージェントを利用する流れ

最後に、就活エージェントを利用する際の流れとして5つのステップを紹介します。参考にしていただき、自身に合う就活エージェントに2つ以上登録してみてください。

①新卒向け就活エージェントのサイトから登録

就活エージェントに登録する際は、インターネットで検索し、各就活エージェントのWebサイトから登録するのが一般的です。

パソコンやスマートフォンから、ブラウザで「新卒 就活 エージェント」などと検索し、就活エージェントのトップページから新規登録をおこないましょう。

「新卒」のワードを入れなければ多くの場合、転職エージェントのサイトが表示されてしまいます。

そのため、新卒向けに特化したエージェントを探すためには「新卒」のワードを入れるようにしましょう。

②専門アドバイザーとの面談

登録が完了すると、就活エージェントからメールや電話があります。登録した就活エージェントのサービスの説明を受けて、専門アドバイザーとの面談日程を設定します。

面談の方法は、対面やオンライン、電話など、就活生の都合に応じて調整できる場合が多いです。

面談では、就活生が志望する業界や職種、本人の経歴、仕事やキャリアステップに関する価値観などのカウンセリングを受けます。

③求人の紹介・応募・書類添削

面談内容をもとに、専門アドバイザーが就活生の希望に合わせた求人を紹介してくれます。場合によっては非公開求人の紹介を受けることも可能です。

応募する求人が決まると、ESや履歴書などの書類を作成します。専門アドバイザーに自己分析をサポートしてもらい、その内容を書類に記載したり、書類の添削を受けたりして、書類選考に通過しやすい書類の作成をおこないます。

④担当者との面接対策

書類選考を通過したら、専門アドバイザーと面接の対策をします。面接のマナーを学ぶのはもちろんのこと、応募先の企業が求める人物像であることをアピールできるように、模擬面接をおこないます。

専門アドバイザーから応募先の企業を意識したフィードバックを何度も受けることで、面接当日は自信を持って面接に臨めるでしょう。

⑤採否の確認と内定後

面接後1週間程度で、就活エージェントから採用か否かの連絡があります。

就活エージェントによっては、内定決定後に入社希望日や労働条件の交渉などもおこなうエージェントや、就職後もサポートしてくれるエージェントもあります。

内定が決まったら、専門アドバイザーにお礼を伝えることも忘れないでおきましょう。

大学卒業までの間、フォローしてくれるエージェントもあるので内定後も関係を継続しておくことが就活エージェントの上手い使い方の1つです。

まとめ

今回は、就活をスムーズに進めたい就活生に向けて、就活エージェントの特徴やおすすめの理由、注意点などを紹介しました。

就活をする際は、就活の専門アドバイザーに相談できる就活エージェントを利用して損はありません。

就活エージェントには、それぞれ特徴があるので、自身の望むサポートが受けられるか、求人の数や質はどうかなどのポイントを踏まえたうえで、複数登録することをおすすめします。

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