25卒の就職活動が本格的にスタートしましたが、時間はあっという間に過ぎていきます。のんびり構えていると就活に出遅れてしまい、「内定が決まらない」「就活が終わらない」と後悔する羽目になってしまうでしょう。
新卒の就活生を対象に求人紹介を行なっている「JOBマッチ」を担当する私が、就活に出遅れた人の挽回方法や対策について解説します。
頼るべき就活エージェントについても触れているので本記事を参考にしてみてください。
就活の出遅れはいつから?挽回は可能?
25卒の就活の選考は2024年6月から本格的に始まります。
しかし、実際には選考開始を前に内定が決まっている人も少なくありません。この話を聞くと6月の時点で出遅れているのではと思うでしょう。
2024年6月に選考が始まることを考えると、この時期に1社も面接の予定がない場合、出遅れていると考えられます。
また、2024年3月には説明会や学生のエントリーシートの受付が始まることから、この時期を過ぎても提出が終わっていなければ、少し焦った方がいいかもしれません。
「就活に出遅れた!」「このままでは就活が終わらない」「自分だけ内定がもらえないなんてやばい」と思うかもしれませんが、結論から言えば就活の出遅れは取り戻せます。
理由はやり方次第でいくらでも挽回できるからです。
出遅れたからといって何もしないと差は広がるばかりです。出遅れたと感じた時点でできる対策を始めていきましょう。
就活に出遅れた人が今後意識すべきポイント
就活に出遅れた人が今後意識すべきポイントを解説します。以下の3つについて覚えておきましょう。
- 人と比べない
- 最新の就活情報を収集する
- 周りの力を頼る
人と比べない
まずは人と自分を比べないことです。就活に出遅れたと焦るあまり、周りとの差をつい比べてしまうかもしれません。しかし、自分は自分、人は人です。
確かに就活が早く決まることに越したことはありませんが、それでも人と早さを競うことに何も意味はありません。人と比べる前にまずは就活スケジュールを見直し、できることから始めていきましょう。
最新の就活情報を収集する
就活に出遅れたと自覚した場合、最新の就活情報を集めましょう。
25卒の場合は2024年2月もしくは3月から説明会があり、本格的な選考は6月となります。これは22卒や23卒、24卒も変わらない流れです。
しかし、25卒はコロナ感染症の流行も落ち着き、コロナ禍以降就職活動が活発化することが予想されています。つまり、就活の出遅れはいくらでも取り戻せるのです。
短期インターンの募集はしていないか、志望する業界の説明会の開催予定はいつかなど、最新の情報を集めながら、行動を起こしましょう。
周りの力を頼る
就活は自分との戦いですが出遅れたと感じる以上、周りの力を頼るべきです。
実際に社会に出て活躍している先輩や両親に頼ってもいいですし、大学のキャリアセンターで相談するのもいいでしょう。
素直に誰かを頼ることで心にゆとりが生まれ、効率よく就活を進めることができます。
内定に繋がる挽回方法6選
次に就活の出遅れを挽回する方法を紹介します。就活に出遅れたと感じている人は以下の対策方法を試してみましょう。
- TO DOリストを作る
- 自己分析より他己分析
- 業界・企業研究は先輩に聞く
- 模擬面接を繰り返し行う
- 提出書類は添削してもらう
- 就活エージェントを活用する
TO DOリストを作る
まずは優先順位を付けることです。25卒の就活スケジュールを今一度確認してみましょう。
25卒の採用情報が解禁されるのは2024年3月頃です。ただし、25卒向けの就活サイトがスタートするのは2023年4月~6月頃。この時期はサマーインターンの募集や説明会も開催されます。
そのため、早ければ2022年末や2023年2月辺りから企業・業界研究を始める就活生もいます。
このスケジュールから大きく出遅れたと感じている人は、TO DOリストを作って優先順位を付けましょう。
就活スケジュールを改めて確認することで、優先すべき行動が見えてくるようになります。
自己分析より他己分析
周りの力を頼る意味では自己分析より他己分析の方がおすすめです。
自己分析でも問題ありませんが、自分のことを客観的に知るという意味では他己分析の方が効果を発揮できるでしょう。
見る人によって長所や短所は変わってくるため、他己分析は複数の人に見てもらうのがいいかもしれません。アピールできる強みもその分増えるので、企業が求める人物像に合わせた対策を講じられます。
業界・企業研究は先輩に聞く
本来なら業界・企業研究は時間をかけて念入りに行いますが、就活に出遅れている場合は先輩に聞くのもひとつの方法です。
OB・OG訪問などを活用して研究を行いましょう。頼れる人が身近にいない場合、興味のある業界や企業に絞って行っても問題ありません。
模擬面接を繰り返し行う
就活に出遅れた人に限らず多くの人が苦手としているのが面接です。
ただし、インターンに参加している学生はすでに面接を経験しています。就活に出遅れている人は、ここで差を付けられてしまっているのです。
出遅れを取り戻すためには模擬面接を繰り返し行い、面接への免疫を付けておきましょう。
提出書類は添削してもらう
提出書類の確認は人に頼むのがおすすめです。特に文章の作成が苦手な人は、文章が得意な人や書類選考通過率の高い友人にお願いしてみましょう。
何度も選考を受けて推敲できる人はまだしも、就活に出遅れている人はそんな余裕はありません。効率よく書類選考を通過させるためにも、人の力を借りましょう。
就活エージェントを活用する
就活エージェントを活用するのもひとつの方法です。就活エージェントは一般的な就活サイトとは異なり、専門のキャリアアドバイザーが就活に対するアドバイスをしてくれます。
特に、株式会社ユニバースクリエイトが運営する「JOBマッチ」では、何社も面接に落ちた人や就活に出遅れている人に向けて適切にサポートしてくれるでしょう。
気になる人はぜひ登録してみてください。
出遅れた人が避けるべき行動
就活に出遅れてた人が取るべき対策がある一方、避けるべき行動もいくつかあります。
以下では、就活に出遅れた人が避けるべき行動について解説します。
- 手当たり次第に企業を受ける
- 大手だけに的を絞る
- 自己流で就活を進める
手当たり次第に企業を受ける
まずは手当たり次第に企業を受けることです。
就活に出遅れている人のみならず、選考に受からない人もやってしまいがちですが、この行動はNGです。
とりあえず採用されれば何でもいいという考えは、企業に伝わります。結果的に時間だけが無駄に過ぎてしまい、就活自体手遅れとなってしまうのです。
大手だけに的を絞る
大手企業に的を絞って就活を進めるのも好ましくありません。
大手企業なら採用人数も多いし、自分も受かるのではと思うかもしれませんが、大手企業は競争倍率が高く、却って厳しい状況です。
大手だけに的を絞るのではなく、本当に自分に合った企業を選んで選考に臨みましょう。
自己流で就活を進める
就活は自分との戦いですが、自己流で進めると出遅れた分を挽回するのは難しくなってしまいます。
自分の力で何とかしようという意気込みは素晴らしいですが、就活に出遅れてしまっては、そんなことも言っていられません。
キャリアセンターや就活エージェントなど周りの力を頼りながら、出遅れた分を取り戻すようにしましょう。
まとめ
毎年就活に出遅れたと感じる就活生は一定数存在します。しかし、そこで遅れを取り戻せるかどうかは学生本人の意識次第です。
絶対就活を終わらせるという意気込みのもと、対策を講じていればきっと明るい道が拓けてくるでしょう。
ポイントは周りの力を頼ること。学生専用のキャリアセンターや就活エージェントを活用しながら、出遅れた分を取り戻しましょう。
特に就活エージェントでは「JOBマッチ」がおすすめです。
プロのキャリアアドバイザーが就活に出遅れた際の対策方法を教えてくれるだけではなく、面接やES添削も丁寧に行ってくれます。興味がある方はさっそく登録してみましょう。