【例文付き】就活自己PRの書き方!400字でライバルと差をつけるコツを伝授
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400字でライバルと差をつける!就活の自己PRの書き方を徹底解説

自己PRは、自分自身の強みや個性、経験をアピールするための重要な手段です。

特に就活では自己PRは”自分がどのような人間で、どのような価値を提供できるのか”をしっかりと企業に伝え、「この人と会ってみたいな」や「一緒に働いてみたい」と採用担当者に思ってもらうことが大切です。

今回の記事では、新卒の就活生へ向けた求人紹介エージェントの「JOBマッチ」を担当する私が、就活における400字の自己PRの書き方を解説します

また、400文字以内に自分がアピールしたいことをまとめるコツや就活で使える例文も紹介していますのでや例文も紹介していますので、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。

400字自己PRをきっちりと書いて、志望する企業に自分魅力・強みを売り込みましょう!

目次

就活の自己PRの基本

上述したように、就活での自己PRは企業への「自分の売り込み」です。

ここでは自己PRの基本について解説します!

就活での自己PR(400字)の役割・重要性

就活における自己PRは3つの役割を担っています。

①経験・価値観の伝達
これまで学生時代にどのような経験をし、どのような価値観を持っているのかを企業へ伝達する役割を担っています。
②自己理解度
自分の強みを把握しているか、自分を客観視して分析することができているかを見られています
③企業へのマッチ度
これまでの経験や強み、興味関心が企業の求めている人材像にマッチしているか、組織のカラーと合っているかを確認されています。

以上からわかるように、自己PRは就活において重要な役割を担っており、人物像の把握だけでなく、採用後に活躍できるかどうかについても評価されます。

自己PRを記入したESや履歴書は、面接への切符を手に入れるための大切な提出物となるため、しっかりと準備・対策をして挑みましょう。

採用担当者受けのいい自己PRの特徴

就活の採用担当者受けのいい自己PRは、ズバリ「結論が明確で端的に書かれていること」と「具体性があること」です。

就活採用担当者が結論が明確で端的に書かれた文章を好む理由は、自己PRを数百枚見ているため、「読みやすさ」と「伝わりやすい」文章は印象に残りやすい為です。

内容に注視してしまいがちですが、わかりやすい文章構成にも気を配りましょう。

次に具体性がある文章は説得力があるため、面接官に単なる主張ではないということがアピールできます。具体性がある自己PRにはエピソードを挙げることが大切です。

400字以内に収めつつ、具体的なエピソードを用いてしっかりとした就活用の自己PR作成を行いましょう。

よくある質問

Q.企業によって書き換えるべき?

A.必ず変更しましょう。

職種・業種が同じ場合でも、企業によって経営理念や事業内容が異なります。

具体性を持たせるためにも、応募先の企業に合わせて書き換えるのは必須です。

Q.400字以内と指定がある場合、文字数はいくら書けばいい?

A.基本的には指定文字数の8割が最低文字数となる。

そのため、400字以内の場合は320文字以上が最低ラインです。

「400字以内」「400字程度」と記載がある場合は8割で問題ありませんが、「400字以上」と書かれている場合は、指定された文字数を越えなければいけないため注意が必要です。

400字の自己PRを作成するためのステップ

ここからは、就活時に企業への自分を売り込むための材料である「エピソード」や「アピールポイント」の見つけ方を解説!

ステップ1:自分の強み・アピールポイントを見つける

自分の強みを見つけるためには、これまでの経験を振り返ることが大切です。

例えば「大学生活で頑張ったこと」を考えてみましょう。

頑張ったこと
取り組んだこと
強み・能力
学内サークルの代表としてチームをまとめた リーダーシップ、責任感
アルバイトリーダーとしてシフトや在庫管理を任されていた マネジメント能力、課題解決力
長期留学をしていた 行動力、多文化共生力、柔軟性
長期インターンシップとして営業を行っていた 提案力、傾聴力、コミュニケーション能力
資格を取るために勉強した 継続力、目標達成力、自己管理能力、計画性

このように、これまでの経験と就活後に役立つスキル・能力を結びつけることができます。

ステップ2:具体的なエピソード・テーマの設定

ここからはステップ1で見つけた強みや能力を関連付けるエピソードを見つけましょう。

就活の自己PR文を書くときには、【いつ、どこで、どうやって、何を、どうしたか】を意識して、具体的な行動とその結果を明確にして下さい。

明確性を持たせるときには、「売上を◯%向上させた」「フードロスを◯%削減した」等、具体的な数字を用いるのも有効的です。

いつ どこで どうやって 何を/どうした
2022年5月〜
2023年3月
居酒屋 学生からの希望を考慮しシフトを作成し、
在庫管理表を使用して必要な商品を発注。
シフト管理、在庫確認、売上データの分析を行い、
効率的な店舗運営をサポートした。
2021年9月〜
2024年3月
IT企業の営業部門 電話やメールを通じて見込み客を獲得。
商談では、クライアントのニーズをしっかりと聞き、
提案内容をカスタマイズした。
新規顧客獲得、既存顧客のフォローアップを行い、営業目標達成に貢献した。

ステップ3:自己PRの作成・構成

最後に、就活の自己PRは通常400字以内で書くことが多いため、いかに要点をまとめ最後まで就活採用担当者に興味を持って読んでもらえるかがキーポイントとなります。

就活の自己PR文を考えるときに意識してほしいポイントは4つ

  • 結論を先に述べる
  • 1文を長くしすぎない
  • 文字数の指定は必ず守る
  • 強みには根拠となるエピソードを入れる

結論を先に述べることで、採用担当者はイメージを膨らませながらストーリーを読むことができます。根拠となるエピソードも必ず追加しましょう。

ここからは具体的に何文字以内でどの項目を書けば良いのかを解説します。

【就活用】自己PR文章の理想的な構成

以下、400字以内に収まる就活の自己PRの構成を表にしました。

項目 文字数 全体比率 内容
結論 80文字程度 約20% 自分の強みを述べる
背景 100文字程度 約25% どのような出来事があり、何を解決するためにどうしたのか
根拠 160文字程度 約40% どのようなアクションをとって、結果はどうなったのか
未来 40文字程度 約10% 今後この経験をどう活かすか

この構成からもわかるように、根拠の部分をしっかりと書くことが重要であるということがわかると思います。

これまでの経験と強みを活用し、今後のキャリアでどのように活かしていけるのかを明確にしましょう。

就活者必見!エントリーシート(ES)で使える400字以内の例文2選

ここでは、就活のエントリーシートで使える400字の自己PR例文を2つご紹介!

1つ目の自己PR例文:サークルでの良い組織作り

結論 私はどのような人とも円滑にコミュニケーションを取り、良い関係や組織を作ることができるのが強みです。
背景 サークルの活動中に、メンバー間のコミュニケーション不足が原因でイベント準備がうまくいかず、メンバーの一部が意見を言えない様子が見受けられました。このままではうまくいかないと感じ
根拠 そのメンバーに話しかけ、個別に意見を聞きました。サークル全体のミーティング意見を共有し、メンバー全員が意見を言いやすい環境を作りました。それぞれの得意分野を活かし、タスクを分担したことでイベントは大成功を収め、高評価を得ました。
未来 この経験を活かし、社会人として同僚やクライアントと積極的に関わりながら良い関係を築いていきたいと思います。

2つ目の自己PR例文:IT企業の営業部門でのインターンシップ経験

結論 私は傾聴力とコミュニケーション能力、提案力が強みであると考えています。
背景 2021年9月から2024年3月まで、IT企業の営業部門でインターンシップを行い、新規顧客開拓と既存顧客のフォローアップを担当しました。既存顧客の途中解約率が高く、解決しなければいけないと思い商談の際にクライアントへ解約理由を伺いました。
根拠 ヒアリングを通してニーズにあった提案が不足していた事に気づき、要望をしっかりと傾聴し、その上で最適な提案を行い、信頼関係を築きました。その結果、新規顧客を獲得し、既存顧客からの追加案件を受注。営業目標を30%上回る成果を上げました。
未来 今後も顧客との信頼関係を深め、営業活動を通じて御社の成長に貢献していきます。

今回ご紹介した2つのエントリーシートで使える例文をアレンジして、オリジナルの400字の就活用の自己PR文を作ってみてくださいね。

記事まとめ

今回の記事では、「就活自己PRの書き方!400字でライバルと差をつけるコツを伝授」をテーマに自己PRの基本、就活で役立つ自己PRの見つけ方から、実際にエントリーシートで使える例文までご紹介しました。

読み手である就活採用者を意識して書くことで、400字以内で良い就活用の自己PRを書くことができます。

「自己PRはこれでいい?」「ESの書き方をもっと知りたい!」という方には、無料でアドバイスがもらえる就活エージェント”JOBマッチ”がおすすめ!

自己PR以外にも、就活に関するお悩みがあれば是非無料相談を受けてみましょう!

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