【男女別に解説】就活の靴下選びのポイントとは?
  • URLをコピーしました!

就活にふさわしい靴下の選び方を理解しよう!

就活が本格化すると、オンラインだけではなく対面の面接が増えてくるのではないでしょうか。対面の面接では、オンラインでの面接以上に服装を気にする就活生が多い一方で、足元まで意識が届いていない就活生も多々見かけます。

しかし、面接に臨む際に面接官の目線を意識して足元まで配慮しようとしても、何が正解か分からないと悩む就活生は少なくありません。そこでこちらの記事では、男女別に就活の靴下選びのポイントをご紹介します。就活の際の靴下選びに自信が無い方は、ぜひ最後までお読みくださいね。

目次

就活ではビジネスシーンと同様に足元まで配慮が必要

「身だしなみは足元から」という言葉があるように、一流のビジネスパーソンとなればは足元まで気を配っています。足元は服装と比較して意識が及びにくいことから、靴や靴下への手入れが行き届いていない人は少なくありません。しかし一流のビジネスパーソンになると、足元まで気を抜きません。この姿勢は仕事にも置き換えることができ、細部まで丁寧な仕事をすることが想像できます。

ビジネスパーソンの第一歩となる就活においても、足元への配慮は非常に重要です。特に面接では、対峙する面接官が身だしなみとして就活生の足元までチェックしています。そのため性別ごとに靴や靴下の特徴を理解して選ぶことで、面接官へ良い印象を残すことが大切です。

就活にふさわしい靴下とは

783_1-min

では、就活ではどのような靴下がふさわしいのでしょうか。面接の際、多くの人が就活の場に適したリクルートスーツを着用します。そのため、スーツに適した靴下を選ぶことが必要です。

しかし、一言に靴下と言っても男女で選ぶものが異なります。男性は靴下を履きますが、女性はストッキングを履きます。スーツスタイルがスカート・パンツ、いずれの場合であっても、パンプスに合わせる際はストッキングが最適です。

私服の場合の靴下はどうする?

面接に「私服可」もしくは「私服で来てください」と言われた際は、私服に適した靴下を選びましょう。ただし、男女共にカジュアルすぎる服装は避けることが無難です。TPOを意識した服装を選び、靴下も派手すぎないものを選びましょう。

また、女性がスカートを着用する場合、素足で靴を履くのはNGです。オフィスに裸足で行くことは避け、私服の場合にもストッキングを履くようにしましょう。また、つま先やかかとが出るデザインの靴や、ブーツなどの足元に存在感がある靴は避け、パンプスなどの靴でコーディネートするのがおすすめです。

靴下の選び方(メンズ編)

783_3-min

ではまず、就活の場での男性の靴下の選び方から見ていきましょう。スーツに合う靴下を見つけるために、以下のようなポイントを押さえておくことが大切です。

スーツに合う色を選ぶ

まず大切なのは、靴下の色です。シャツやネクタイと異なり、白や明るい色味は避けるのが無難でしょう。スーツの色にもよりますが、黒やネイビー、グレーなどの落ち着いた色味を選ぶことが大切です。

白の靴下に関しては、問題ないと考えてしまうかもしれませんが、白い靴下スーツはバランスを考えた際には最適解とは言えません。また、高校生のような印象を与えてしまう可能性もあります。そのため、スーツに合わせる靴下はスーツが黒なら黒の靴下、グレーならグレーの靴下といったように、着た時に浮かないように注意しましょう。

派手な色やデザインは避ける

派手な色やデザインは、ビジネス向きではありません。すなわち、スーツと合わせる靴下として向いていないと言えます。無地であったとしても色が派手だったり、元々のデザインが派手な場合は避けるのが無難です。派手なデザインの靴下は、私服を着る際に楽しむようにしましょう。

ワンポイントデザインは避ける

就活の場ではワンポイントが入っている靴下も、避けるのが無難です。ブランドのロゴやキャラクターなど、座った際に見えてしまう可能性があるデザインの靴下はスーツに合わせることを避けましょう。

おすすめは、ユニクロや無印などで購入できるような無地のデザインです。「ワンポイントであれば見えないだろうから履こう」ではなく、「ワンポイントでも見えたら嫌だから履かない」という発想で靴下を選べると良いでしょう。

座った時に素足が見えない丈にする

靴下の丈も、スーツに合わせる靴下を選ぶ際は非常に重要です。特に日頃靴下を選ぶ際に、靴下の長さを気にして購入していない場合には、十分に注意してスーツに合う靴下を選ぶことが大切です。

座った時に素足が見えてしまう丈は、就活ではおすすめできません。例えば、私服では利用する人が多いくるぶし丈のソックスも、就活ではNGです。

くるぶし丈のソックスの種類である「カバーソックス」や「スニーカーソックス」は、名称通りスニーカーなどのカジュアルシューズに合わせることが想定されています。そのため、くるぶし丈のソックスをスーツに合わせることは、ソックスの特性を踏まえても不向きだと言えるでしょう。

素足が見えることで、ビジネスマナーが無いと思われてしまう可能性があります。私服で履く靴下とは区別して選ぶようにしましょう。

スーツとの相性を考慮する

就活の場では色や丈だけではなく、スーツと合わせる際は素材も考慮する必要があります。カジュアルなイメージを連想する厚手の靴下は、就活では避けるのが無難です。いわゆる「ビジネスソックス」と呼ばれる、薄手の素材を選ぶようにしましょう。

「黒いから良い」「素足が見えないから良い」という発想は非常に危険で、就活ではスーツと相性が良い靴下を選ぶことが求められます。色や丈だけではなく、スーツとの相性を踏まえた靴下選びを心掛けましょう。

男性におすすめの靴下

以上を踏まえ、就活の場において男性にはふくらはぎ上まで丈がある「ハイソックス」をおすすめします。長さがふくらはぎの下まである「ハイソックス」は、座っても素足が見える心配がありません。また、膝には丈が及ばないため、スーツに影響することはありません。

ソックス専門店やスーツショップでは必ず取り扱いがあるため、ぜひ購入してみてはいかがでしょうか。

靴下の選び方(レディース編)

783_2-min

続いて、就活の場での女性のストッキングの選び方を見ていきましょう。スーツに合うストッキングを見つけるために、以下のようなポイントを押さえておくことが大切です。

自分の肌に合った色を選ぶ

ストッキングは一色ではなく、メーカーによって様々な色が展開されています。同じ「ヌードベージュ」であっても、生地の色や厚みによって印象は大きく異なります。そのため色々なストッキングを試しながら、自分の肌に合う色のストッキングを見つけることが大切です。

自分の肌に合っていないストッキングは、更けた印象や身だしなみに気を遣っていない印象を与えてしまいます。ストッキングの色は、朝と昼間、家の中と外では色味が異なって見える場合があるため、面接で履くストッキングと同様の物を、日常生活で履いて外出してみるのがおすすめです。

面接が本番になった時に、「自分の肌の色に合っていない…」と焦ることがないよう注意しましょう。

自分に適したサイズを選ぶ

ストッキングを履く際は、自分に適したサイズのストッキングを選ぶことが大切です。大きすぎず、小さすぎないサイズのストッキングを選ぶことで、面接中にストッキングへ意識を回すことがなくなります。

サイズが合っていないストッキングを着用すると、面接中にずり落ちてきてしまったり、締め付けが苦しいために面接に集中できない可能性があります。サイズ選択を甘く見ず、自分に合ったサイズをきちんと把握しておくことが大切です。

スーツに見合った丈を選ぶ

ストッキングの丈は大きく分けて2種類あり、腰までの長さのものとひざ下丈の長さのものがあります。スーツがスカートな場合、ひざ下丈のストッキングを合わせるのはNGです。見た目が美しくないだけではなく、ストッキングと素肌の色の違いがはっきりと分かってしまう可能性があり、避けるのが望ましいと言えます。

パンツスーツの場合、いずれの長さのストッキングでも問題ありません。しかし、腰までの長さを着用すると、着席時に変にパンツスーツが張ってしまったり、パンツスーツとストッキングの足の付け根部分が合わず、座りにくさを感じることがあります。そのため、ひざ下丈の長さを着用しておくのが安心です。

スーツの中でもスカートスタイル、パンツスタイルに合わせてストッキングを選択できるようにしましょう。

柄入りのデザインは避ける

ストッキングにはビジネス向きのものだけではなく、私服で利用できるようなデザインもあります。ドットやストライプ、小さなハートなど、そのデザインは様々です。

しかし、このようなデザインはビジネスシーンには適しておらず、就活の場では避けるのが無難です。じっくり見なければ分からないようなデザインであっても、敢えて就活時に選ぶ必要はありません。私服の範囲で楽しむようにしましょう。

伝線しにくいものを選ぶ

自分自身が細心の注意を払っていたとしても、ストッキングは周囲の影響で伝線してしまう可能性があります。そのため、万が一伝線してしまったとしても、最小範囲の伝線で済むようなストッキングを選ぶことが大切です。小さな伝線であれば面接直前に気付いても、何とか隠すことができるかもしれません。

しかし、横や縦に大きく線が入ってしまっている伝線は、なかなか隠すことができません。また、伝線しやすいストッキングを履いている場合、自分では気付かないような小さな伝線箇所が、面接時の椅子に引っかかってしまうなどの被害も考えられます。

面接でストッキングが伝線してしまうと、恥ずかしい思いをするのは自分です。できる限りリスクを最小限にできるようなストッキングを選びましょう。

女性におすすめのストッキング

男性と異なり、ストッキングは女性によって最適な色や丈が異なります。そのため、ここまでのストッキングの選び方を参考にしながら、自分に適したストッキングを見つけてみてくださいね。

選ぶ際の注意点

就活時に書類の送付で失敗しないためのポイント

では、最後に靴下を選ぶ際の注意点をご紹介します。ぜひスーツに合わせようと思っているスーツや靴下が、以下の内容に合致していないかを確認してみてくださいね。

使い古された靴下を選ばない(男性編)

面接の度に新しい靴下に買い替える必要はありませんが、明らかに汚れていたり、靴下にハリがなくなってしまっているものは避けるのが無難です。ストッキングは古い・新しいといった点はあまり目立ちませんが、靴下は目立ちやすいので注意が必要です。

ゴムが緩くなっていたり、明らかに色褪せて見える場合は着用をおすすめできません。ユニクロや無印を活用しながら、安くても常に綺麗な靴下を履くようにしましょう。

パンプス用靴下を選ばない(女性編)

ストッキングではなく、パンプス用のソックスも販売されていますが、就活時には着用をすることはおすすめできません。ストッキングと異なり、素足が見えてしまうことから、ビジネスマナーを理解していないと面接官に受け取られる可能性があります。

夏場は通気性が良いことからつい利用したくなりますが、常にストッキングを履くようにしましょう。

念のため替えのストッキングを持ち歩く

ストッキングが伝線したときに備え、替えのストッキングを就活用のバッグの中に常備しておきましょう。万が一の際にはコンビニで購入することが可能ですが、理想的なストッキングがあるとは限りません。色みや丈が合わないものしかなく、時間も無い場合には購入できる範囲で妥協せざるを得なくなります。

もちろん伝線しないことが望ましいですが、日頃利用しているものと同様のストッキングを常にバッグに忍ばせておくことが大切です。

まとめ

就活における身だしなみは、スーツに留まりません。足元も、重要な身だしなみです。足元と聞くとつい靴を想像してしまい、靴下まで意識が及ばないかもしれませんが、靴下まで意識することが真のビジネスマナーと言えます。

完璧な面接対策をしていても、身だしなみ、特に靴下に関する悪い印象で面接に落ちてしまっては嫌ですよね。事前に準備をしておけば、靴下が就活に影響を及ぼすことはありません。

ぜひこの記事をきっかけに、就活における足元の準備を始めてみてはいかがでしょうか。

目次