25卒の追加募集・採用が始まるタイミングは?ギリギリから内定を取る方法
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追加募集はいつから? 内定を勝ち取るポイントを把握しよう

就活で企業から内定がもらえないと焦りが生じます。周りはどんどん内定を勝ち取っていくのにどうして自分だけと就職できないのかと悩んでしまう2025卒の就活生は少なくありません。しかし、内定が取れない場合は「25卒の追加募集」に応募する方法があります。

就活生の無料相談支援を行っている「JOBマッチ」を担当している私がこの記事を担当し、25卒就活の追加募集や採用が始まるタイミングを紹介します。25卒の追加募集で内定を取る方法についても解説しているのでヒントにしてみてください。

目次

そもそも追加募集とは?25卒はいつから始まる?

そもそも追加募集とは?25卒はいつから始まる?
そもそも就活における追加募集とは、一般的な通常募集の後に追加で行われる新卒採用のことをさします。そのため、通常募集で採用が決まらなかった場合でも、追加募集に応募すれば採用につながるチャンスがあるのです。

日本の就活は一斉に募集を行いますが、企業の事情により、通常募集で人が集まらなかった場合に追加募集を実施します。一般的に就活の追加募集が始まるのは9月以降です。25卒の場合もこの時期にエントリーを受け付けています。

9月に始まり、12月まで募集が続くことから「秋採用」と呼ばれているのも追加募集の特徴です。ただし、通常募集が早く終わった場合は追加募集が早く行われる場合も。気になる企業の追加募集に応募を考えている25卒者は、追加募集の時期を必ず確認しましょう。

追加募集と通常募集の違いは?

追加募集と通常募集の違いは?
追加募集は通常募集の後に実施されるのは理解できますが、通常募集とは他にどんな点が異なるのでしょうか。以下では追加募集と通常募集の違いについて解説します。

  • 通常募集より採用人数が少ない
  • 通常募集より競争倍率は低い
  • 通常募集より選考期間が短い

通常募集より残りの採用人数が少ない

追加募集は通常募集に比べて採用人数が少ない場合がほとんどです。追加募集は設定していた採用人数に達しなかった場合や、急きょ内定を辞退した学生が出た場合などに行われます。

そのため、25卒に限らず追加募集の採用人数が通常募集を上回ることはほとんどありません

また、企業にとって追加募集は採用にかかる経費が発生するため、25卒を含め毎年選考にはかなり慎重になっていると考えておくべきでしょう。

通常募集より競争倍率は低い

追加募集は通常募集と比べて競争倍率が低めです。

一般的に追加募集が始まるのは9月以降、早い企業でも7月頃となっています。この時期は多くの学生が就活を終えている時期でもあるため、そもそも追加募集に応募する学生が少ないのです。当然のことながら、希望する企業から内定をもらえた学生は追加募集に応募することはありません。

そのため、競争倍率が低い企業であれば焦りを感じることもなく、通常募集の選考よりも心にゆとりを持てるでしょう。

通常募集より選考期間が短い

通常募集と比べて選考期間が短いのも追加募集の特徴です。通常募集は一般的に内定までにかかる期間の平均は3か月程度。対して追加募集は1~2か月程度となっています。

なぜ通常募集よりも早いかというと、入社式の4月までにすべての手続きを終わらせなければならないからです。

また、追加募集での選考期間中に「他社で内定が出たので辞退します」と、就活生から言われる可能性もゼロではありません。企業としては他社に取られてしまわないよう、選考期間を短く設定しています。

追加で募集を行っている企業の特徴は?

追加で募集を行っている企業の特徴は?
追加募集を実施する背景は企業によってさまざまです。25卒の場合も通常募集で人が集まらなかったのかもしれませんし、急きょ辞退者が出たことも考えられます。

以下では、追加募集を行っている企業の特徴を4つの視点で解説します。

  1. 採用人数が膨大で追加募集枠を設けている
  2. 採用人数に達していない
  3. 求めるレベルが高い
  4. 内定辞退者が出た

採用人数が膨大で追加募集枠を設けている

採用人数を膨大に設けており、最初から追加募集枠を設けているケースがあります。

そもそもの在籍人数が多い大企業は、このように最初から追加募集枠を設定していることがほとんどです。毎年追加和募集枠を設定している企業は、25卒でも追加募集を行うと考えられます。

また、採用人数が多いとそれだけ選考にも多くの時間を要するため、2回以上に分けて効率を上げているのでしょう

例えば100人の新入社員を確保しようと思ったら、1回の選考では採用予定人数の何倍も上回る応募があります。膨大な人数を捌くのには限界があるため、通常募集では70名を採用し、残りの30名を追加募集で採用します。

採用人数に達していない

そもそも採用人数に達しておらず、人員確保のために追加募集を行うパターンもあります。就活生からの人気が低い業界は、追加募集を行う率が高めです。25卒の就活においても、予定採用人数に達していない企業は必ず出てくるでしょう。

とはいえ、人気が低い=働きにくくやばい会社ではありません。たまたま就活生にとってはハードルが高いと感じてしまったのかもしれませんし、より志望度の高い企業に内定が決まったというパターンもあります。25卒の就活生は採用人数に達していない企業こそ狙い目と思っておきましょう。

求めるレベルが高い

求めるレベルが高い
企業が求めるレベルが高いのもひとつの理由です。たとえばスポーツ経験や留学経験のある学生を採用したい場合に、あえて追加募集を行います。

スポーツは大会がありますし、留学も通常募集の時期に帰国が難しいケースが存在します。そんな25卒の就活生には追加募集で応募を呼びかけますが、その分求められるレベルも高いため要注意です。25卒で追加募集を狙っている場合、スポーツや留学を通じて得た経験を上手にアピールしましょう。

内定辞退者が出た

そもそも追加募集を予定していなくても、急きょ内定辞退者が出た場合は追加募集を行うこともあります。25卒に限らず内定辞退者は珍しいことではありませんが、その際の採用予定人数は1~2名程度と少ないため、応募者人数によっては倍率が高くなることも。

また、内定辞退者ではなく急な退職者が出た場合も、25卒採用で穴埋めする企業も存在します。

25卒の追加募集で内定を勝ち取るための方法

25卒の追加募集で内定を勝ち取るための方法
追加募集は通常募集に比べて競争率が少ないといっても、追加募集を狙っている就活生は意外と多くいます。大切なのは25卒の追加募集で確実に内定を勝ち取ることです。

以下では、追加募集で内定を勝ち取るための方法を以下の6つに分けて解説しますので、25卒者は参考にしてみてください。

  1. 就活エージェントを活用する
  2. 追加募集に応募した理由を明確にする
  3. これまでの就活の反省点を改善する
  4. 業界や業種の幅を広げる
  5. 企業が求める人物像を研究する
  6. 大学のキャリアセンターに問い合わせる

就活エージェントを活用する

まずは就活エージェントを活用する方法です。就活エージェントとは、在籍するキャリアアドバイザーから就活に関するサポートを受けられるサイトのことを指します。就活イベントや就職説明会の参加も就活エージェントを通して可能です。

具体的な悩みにも寄り添ってくれるため、25卒者が追加募集で内定を勝ち取るためのコツもアドバイスしてくれるでしょう。この記事を提供しているJOBマッチは、追加募集への応募を考えている方に向けて就活の無料相談を行っています。25卒者はぜひ登録してみてください。

追加募集に応募した理由を明確にする

25卒の追加募集面接ではほぼ高確率で「追加募集に応募した理由を教えてください」と聞かれます。この質問に明確に答えられるよう、自分の考えをまとめておきましょう。

通常募集で内定を得られなかった場合、正直に答えても構いません。ただその際は、通常募集での取り組みによる反省点を交えながら、前向きな言葉でまとめるのがベストです。

これまでの就活の反省点を改善する

これまでの就活の反省点をまとめるのも大事なポイントです。自分の反省点を見いだせず、そのまま追加募集に応募しても良い結果には結びつかないでしょう。面接なら面接対策を入念に行い、応募書類への不備なら提出前に何度も確認をする。グループディスカッションで失敗をしたのであれば、同じ失敗をしないように模擬練習するのも得策です。

通常募集では何が良くなかったのか反省点を洗いだし、25卒の追加募集に取り組むのが内定への近道です。

業界や業種の幅を広げる

業界や業種の幅を広げる
通常募集で採用に至らなかったのは、単に業界や業種が合わなかっただけなのかもしれません。25卒の追加募集では業界や業種の幅を広げてみましょう。例えば安定志向から大手上場企業しか受けていなかった場合、地元の優良企業や中小企業、ベンチャー企業に目を向けてみるのも方法のひとつです

薬局や病院、薬品・製薬企業などの医療業界、機器製造や技術職、地元テレビ局など、検索してみれば多様な職種が見つかります。「規模が小さい会社は…」と思うかもしれませんが、中小企業やベンチャー企業は自由度が高く、社員の裁量に委ねてくれるところもあります。大手企業にはない魅力が多数あるので、25卒者はぜひ目を向けてみてください。

企業が求める人物像を研究する

応募前に一度、企業が求める人物像を研究しましょう。自分自身の強みと企業が求める人物像を結び付けてアピールできれば、困難だった就活が有利に進むかもしれません。

求人票を見ても求める人物像が分からない場合、企業のホームページにある社員インタビューを参考にするのがおすすめです。活躍中の社員の人柄から求められる人物像が見つけやすくなります。

大学のキャリアセンターに問い合わせる

大学のキャリアセンターに問い合わせるのもひとつの手段です。大学には25卒向けに追加募集の求人が届いていることも多々あります。どんな業界や業種、企業が追加募集を行っているのか問い合わせをし、自分で分かりやすいようにリスト化しておくのがおすすめです。

企業から大学宛に追加募集のお知らせが届くということは、その大学の生徒を積極的に採用したいという企業からのアピールでもあります。積極的に足を運んでみましょう。

まとめ

まとめ
通常募集で採用が決まらなくても諦める必要はありません。企業によっては25卒就活生向けに追加募集を行っていることもあり、追加募集は競争率が低かったり、内定までの期間が短かったりと、さまざまなメリットがあります。

25卒者が追加募集で確実に内定を勝ち取るためには、JOBマッチのような就活エージェントの活用も検討してみましょう。その上で、応募理由を明確にしたり、これまでの反省点を改善したりと、自分で努力を重ねることで採用に一歩近付きます

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