就活の準備と聞くとスーツやビジネスシューズ、就活バッグなどが思いつくかもしれませんが、実はブラウスも選ぶのに少しコツと知識が要ります。
今回は就活生の無料相談支援を行っている「JOBマッチ」を担当している私が皆さんにわかりやすく解説していきます。
一番大事なこと。それは就活のブラウスは白で無地を選ぶ
まず就活ブラウスの基本は「白」、「無地」この2点が大前提。
スーツや靴にも共通しますが、就活では余計な装飾やオシャレは不要。
就活は個性や中身をアピールする場所なのでブラウスに余計な要素は不要です。
では白で無地であればブラウスはなんでも良いのか?となるとそうではありません。
実はさらに2つのポイントを押さえる必要があります。
- ブラウスの襟型
- 装飾の有無
それを今からご説明しましょう。
ポイント①ブラウスの襟型をチェック!(レギュラーカラーとスキッパーカラー)
ブラウスの襟型をまずはチェックするべきです。ブラウスには2種類大きく分けると存在し、一つはレギュラーカラー、もう一つはスキッパーカラーです。
- レギュラーカラー
- スキッパーカラー
ちなみにここでのカラーは色(color)ではなく「襟」(collar)の方です。
レギュラーカラーとは
レギュラーカラーとは一般的なブラウスに用いられる襟の形で学生服などにも用いられる、第一ボタンまで留めて使用される襟のことです。
スキッパーカラーとは
レギュラーカラーとことなり第一ボタンがないタイプの襟です。首が締め付けられず開放感があり、相手に窮屈さを感じさせない造りです。
レギュラーカラーとスキッパーカラー、どちらが良い?
どちらも就活で使用しても問題ありませんが、レギュラーカラーが基本となっており、レギュラーカラーを選んでおけば問題ありません。
ではスキッパーカラーはどのような業界の面接や履歴書の写真に使用すれば良いのでしょうか。
それは以下の業界の内、社風がオープンであったりする企業を受けたい場合です。
- アパレル業界
- 美容業界
- 飲食関係
- IT企業
- 外資企業
- ベンチャー企業
これらは先鋭的な人材や服装などにあまり拘らない企業が多く。
スキッパーカラーが持つ開放的な印象やオープンなパーソナリティを強調したい場合にマッチします。
ポイント②サイズ感もとても大事!
就活の際に使うブラウスですがサイズ感もとても大事な選ぶポイント。
ブラウスはできるだけお店でサイズ感を自分、もしくは店員さんと確認しながら購入するのをおすすめします。
ブラウスのサイズでチェックすべき項目をご紹介します。
肩幅 | ブラウスの肩幅は自分の肩幅とジャストサイズのものを選びましょう。大きすぎて肩が落ちているものはNG |
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背幅 | 両脇の下がつっぱらない程度に少し余裕がある方が良いです。就活中は立ったり座ったりが増えますのでゆとりが大事です |
バスト部分 | ボタンを閉めた際にボタンが引っ張られない、ブラウスに皺が入らないサイズを選ぶようにしましょう。もちろんボタンの隙間が開くような大きすぎるものも良くないです |
袖丈 | ジャケットの袖口からちょうど出ないくらいのサイズが就活では一般的。腕を伸ばしてきっちりと測って下さい |
就活ではきっちりとした印象を与える必要がありますので、小さすぎてピタピタになっていたり、大きいサイズすぎてだらしなく見えるのは良くありません。
女子は特にバスト部分が個人差で変わってきますので、通販などで購入するのではなくお店で試着をして確認してから購入するのが良いでしょう。
もしバストサイズが大きくてボタンの開きが気になる方は第二ボタンと第三ボタンの間に広がり防止の隠ボタンが付いているブラウスを選ぶと良いです。
また日常生活でのおしゃれではブラウスをジャケットや上着から少し出したほうが可愛かったり、色味が出ておしゃれな場合もありますが、リクルートスーツと合わせる場合には長すぎる袖は良くありません。
袖口から出ないようなちょど良い長さのものを用意して下さい。
就活ブラウスはどこで買うべき?
それでは就活用のブラウスの選び方を知っていただいたところで、おすすめの購入先をご紹介していきます。
信頼感抜群!リーズナブルなビジネススーツ専門店を紹介
就活用のアイテム、今回のブラウスだけでなくスーツやビジネスシューズ、バッグなどビジネスアイテム専門店に行けばどれも不自由なく選ぶことができます
。また全国展開しているのでお店に行きやすいのも特長。
これらテレビのCMなどをやっている大手は店員さんも経験が豊富でアドバイスももらいやすいです。
店名 | 詳細 |
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洋服の青山 | 高品質なビジネススーツを提供する。オーダーメイドのスーツが特徴で、そのフィッティングやデザインには定評がある。 |
AOKI | 大量生産による低価格なビジネススーツを提供。若者や初めてスーツを購入する人に対する利便性やアクセスしやすさを重視。 |
コナカ | 幅広い年齢層に対応した商品展開。長く愛用できるようなアイテムが揃っているが、少しお店の雰囲気は30代以上向け |
もしもっとこだわりたい場合であれば、少しお値段が上がりますが、以下のようなお店もおすすめです。
少しお高め、でもおしゃれなビジネススーツ専門店
店名 | 詳細 |
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SUIT SQUARE(旧 THE SUIT COMPANY) | 最近、ブランド名が変更になってSUIT SQUAREに。多彩なデザインとリーズナブルな価格が魅力。ビジネスからカジュアルまで幅広く対応している。 |
SUIT SELECT | フォーマルなスタイルからビジネスカジュアルまで、品質の高いスーツを手ごろな価格で提供。 |
P.S.FA | 個々のゲストに合わせたカスタマイズが可能。高品質な素材と独自のデザインで一流のスーツを提供。 |
FABRIC TOKYO | オンライン注文と完全なカスタマイズが可能な新世代のスーツブランド。地球に優しい生産がコンセプト |
KASHIYAMA | 長年の歴史と伝統に裏打ちされた技術力で、高品質かつ洗練されたデザインのスーツを提供。 |
これらのビジネススーツを中心とした品揃えのお店は大きな街やファッションアウトレットなどにしかなく、少し足を運ぶ必要はありますが、こだわりのおしゃれ就活アイテムを見つけることができるでしょう。
その他、気になる質問まとめ
それでは最後に就活用ブラウスに関係する、よくある質問にお答えしていきます。
Q:ストライプ柄のブラウスは就活にはNG?
ストライプの柄は細身に見せる効果もあり人気がありますが、基本は先述したように無地のものが一般的。
どうしても着たい場合は、ブラウスが主張すぎないようあまり目立たない細いストライプのものに抑えておきましょう。
Q:ユニクロやGUで購入してもOK?
ユニクロでも問題ありません。
例えばユニクロのスーピマコットンストレッチシャツ(¥2,990)やレーヨンスキッパーブラウス(¥2,990)、GUのレギュラーシャツ(¥1,990)など就活に”使える”アイテムも存在します。
ただし、サイズが揃っていなかったり定型なのでサイズ感が合わせにくいといったデメリットもあります。
その点、専門店であれば色々なメーカーのブラウスが揃っており選びやすいと言えるでしょう。
Q:インナー選びで気をつけるべき点は?
就活用のブラウスの下にはインナーを身につけるのが日本では一般的。
下着の上からブラウスを身につけたり色物や柄物のインナーをつけるのはNG。白や肌色のもので柄がないものを選びましょう。
乾燥している欧米とは異なり日本は高温多湿です。ブラウスを長持ちさせるためにもインナーは身につけるのが良いです。
もちろんこちらもサイズ感には注意して下さい。
Q:長袖ではなく、半袖のブラウスでもOK?
長袖を着るのが一般的ですが、就活の面接ではスーツの上着を脱ぐこともなく、半袖がビジネスマナー違反というわけではありませんので、長袖でお半袖でもOKです。
ただし就活は移動したり、待機時間が長いので汗をかきやすくスーツが痛みやすくなるので半袖を着用する場合には注意して下さい。
Q:何枚くらいブラウスを用意しておくべき?
就活が忙しくなってくると毎日、どこかしらの就職説明会に参加したり、面接を受けたり、大学の就職課に出向くなんてことが起こります。
就活の際には洗濯のことを考えて少なくとも3枚以上は用意しておくようにしておきましょう。
もちろんこのブラウスは就職活動が終わった後も、毎日の通勤で使えますので無駄にはなりません。