髪色で合否が分かれる?就活のヘアカラーおすすめ
髪色で合否が分かれる?就活のヘアカラーおすすめ
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就活のプロが教える髪色やカラートーンの最適解とは

「就活中は黒染め必須なの?」

「グレージュなどのおしゃれダークトーンは大丈夫?」

「インターン参加までに髪のトーンを落とす必要がある?」

就活中の髪色は、学生生活で自由に髪のおしゃれを楽しんでいた学生にとって、大きな悩みの一つ。

本記事では採用担当者は就活生の髪色をどう見ているのかを踏まえ、就活にふさわしい髪色や職種別の髪色マナーについて解説していきます!

目次

髪色は結果に影響する?

髪色は結果に影響する

インターンやセミナー、面接などの採用選考では、髪色を含めた身だしなみを評価のポイントにしている企業が多くあります。就活というフォーマルな場に適した身だしなみのマナーが備わっているかをチェックするためです。

身だしなみで印象は大きく変わります。就活には自由な髪色で自分の個性やセンスをアピールしたいという学生もいるでしょう。

しかし採用担当者の多くは、個性やセンスよりも、清潔感や誠実さを感じられる一般的な身だしなみのマナーを求めており、髪色も就活の結果に少なからず影響するといえます。

面接で好印象のヘアカラーは?

面接で好印象のヘアカラーは

就活中は黒髪がベスト!

就活中の髪色は地毛の色が基本です。近年、日本ではヘアカラーを楽しむ人が増え、髪色に対してある程度寛容になる傾向があるものの、就活の場では地毛の色に近づけるのがマナーとされています。

個人差はありますが、日本人の多くは地毛が黒、もしくは暗い茶色であることから、就活中は黒染めやカラーリングでトーンダウンさせるのが無難です。

とはいえもともと地毛が明るい茶色の場合は、無理に黒く染める必要はありません。万が一選考中に聞かれたときは、地毛であることを伝えれば理解してもらえるでしょう。

なぜ黒髪が良いの?茶髪は大丈夫?

黒髪であることで、真面目、清潔、上品といったイメージに加え、「落ち着いている」「きちんとしている」という印象を持たれやすくなるでしょう。就活用の写真を撮るときは髪色を暗くしておくとベターです。

「黒染に抵抗がある人やこれから染めたいという人は、明度が低い「ダークブラウン」がおすすめです。明るい髪色に染めている人のなかには、黒染めに抵抗を感じる人もいるでしょう。

しかし、就活用写真や面接などの就職活動はフォーマルな場なので、基本的には派手な見た目や可愛さ、格好良さは求められていません。

日本ヘアカラー協会(JHCA)が開発した、髪色の明るさをみる「レベルスケール」を参考にすると、黒髪と判断できるのはレベル6以下といわれています。

さらにダークブラウンと判断できるのはレベル6~8までです。8~10程度のレベルになるとそれよりも明るくなるので気をつけましょう。

インターン参加中も髪色は気にするべき?

インターン参加中も髪色は気にするべき

インターンを就活の「選考」と捉えるか否かは人によって認識が分かれうる部分です。しかし、インターンに参加した学生の印象や評価は企業内で共有されるものであり、本選考にも関わってきます。

インターン参加中も就活中と同じように髪色はトーンを抑えるのがベターでしょう。

就活中のヘアカラーはどこまでOK?トーンを抑えた黒髪風カラー

就活中は黒髪がベストだとわかっていてもおしゃれをしたい、というのが多くの就活生の本音でしょう。そこで、今回は就活を終えた先輩に就活中のヘアカラーについて聞いてまとめました。

実際に就活中していた髪色や、面接やセミナー等の選考会場で多くの就活生を見てきた生の声を活かし、かわいい髪色と就活を両立させましょう!

  • グレージュ
  • アッシュベージュ
  • 暗めアッシュ
  • パールグレー
  • ダークラベンダー
  • ダークブラウン
  • ダークネイビー
  • オリーブグレージュ

以上の髪色は落ち着いた黒髪風でありつつ、透明感もあるまさに就活中の理想の髪色であると言えるでしょう。

就活の髪色マナーは職種によってちがう?

就活の髪色マナーは職種によってちがう

髪色は、就活の結果に少なからず影響すると言えるでしょう。インターンや面接などの場面において採用するかどうか決める際に、「身だしなみ」を評価の1つとしている企業はたくさんあります。

身だしなみは、基本的なマナーが備わっているかどうかチェックできるポイントなので、就活というフォーマルな場に適した身だしなみができるかどうか見られているのです。

一般企業(民間)

一般企業では、レベル7程度の「ダークブラウン」までならOKといわれています。

染めているかどうか分かりにくいレベルのブラウンカラーですが、インターンや集団面接などで黒髪の人に混ざると目立ってしまう可能性もあります。

より好印象を与えたいという場合は、やはり地毛の髪色や黒髪が無難でおすすめですよ。

金融・公務員・医療・看護・福祉

明るい髪色を問題としない企業がある一方で、金融や公務員、医療、看護、福祉といった業種の多くは、特に髪色に厳しく、地毛の髪色またはレベル6以下のしっかりとした黒髪が絶対とされています。

これらの業種はお客様や患者さんと接する機会も多く、他業種と比べても、社員に誠実さや信頼性といったイメージを求める傾向にあるため、面接などの就活の場においても髪色を含めた身だしなみは重要なチェックポイントとなります

アパレル・美容・IT業界

オリジナリティやセンスを大切にするアパレルや美容、IT業界では、レベル8程度の「ミディアムブラウン」も良しとしている場合が多くあります。

とはいえ、ピンクなど常識の枠を超えた奇抜な髪色は、マイナスの評価につながることもあるので、常識の範囲内の髪色を意識するようにしましょう。

また、たとえアパレルや美容業界であっても、ブランドのイメージによっては明るく派手な髪色はNGの場合があります。企業のカラーや社風を研究してから髪色を決めた方が安心です。

先輩に聞いた!いつからカラーを変えるべき?

先輩に聞いた!いつからカラーを変えるべき

就活に向けてカラーリングをする場合のベストなタイミングはいつなのでしょうか。ここでは、カラーリングのタイミングや注意点について説明します。

カラーリングは本番3日~1週間を目安に

カラーリングのタイミングは、履歴書の証明写真撮影や会社説明会、インターン参加など、就活が本格化する3日~1週間前がおすすめです。

染めるのが直前の場合、色が馴染まなかったり、イメージと合わなかったりした場合に直しがきかないので、ある程度の余裕を持ってのカラーリングを勧めます。

また、色落ちのことも考慮し、就活開始数ヶ月前からトーンを落とした髪色を楽しむとベターでしょう。

市販のカラー剤、美容院、どっちがいい?

市販のカラー剤やスプレーを使って自分で染めれば、低コストでカラーリングをすることができます。しかし、不自然に重い黒髪になったり、色ムラができてしまったりするといった失敗や、髪の毛が傷んでパサパサになってしまうことも。

美容院では、時間もコストもかかりますが、自分で染めるよりも色持ちもよく、ムラなくきれいに仕上げてもらえます。

また、上手く染まっていないと自分自身のモチベーションが下がる要因になることがあるので、美容院でプロに任せるのがおすすめです。

SNSなどで写真を探し、美容師さんに就活中にこの髪色はOKか聞いてみるのもおすすめです。

男女別就活におすすめの髪型

男女別就活におすすめの髪型

就活中は、髪色だけではなく髪型に気を配ることも大切です。ヘアスタイルのポイントを男女別に解説します。

男性のリクルートヘア

メンズのリクルートヘアは短髪が基本。清潔感やさわやかさを感じられる髪型が理想です。長髪はだらしない印象に、カールしたパーマスタイルはカジュアルな印象になるので避けましょう。

襟足や耳周りはすっきりとさせ、おでこは見せるような爽やかなショートヘアが好印象です。

また、短髪の場合、ツーブロックはOKなのかという疑問を持つ方が多くいます。

ほかの髪形が似合わないなど、どうしてもツーブロックにしたい場合は、刈り上げの幅や長さを控えめすると奇抜な印象にもならず良いでしょう。

男性の場合は黒髪がスタンダードと考える人が多いようです、普段カラーリングを楽しんでいる方でも男性の就活生は茶色やトーンを抑えた髪色よりも地毛に近い黒髪に染めておくと良いでしょう。

女性のリクルートヘア

女性のリクルートヘアは、髪の長さによって髪型のポイントが違います。

髪が肩を超えるロングの場合は、後ろで1つにまとめるのが基本。ミディアムの場合は結べるならまとめ髪、難しいならハーフアップにすると良いでしょう。

ショートやボブの場合は、サイドの髪を耳にかけたダウンスタイルにすると好印象でおすすめです。

どの長さであっても前髪はサイドに流すか短くカットし、表情がはっきりと見えるように工夫しましょう。

後れ毛や耳にかからない髪が邪魔になる場合は、ワックスやピンで留め、崩れないようにします。コテで巻いたりパーマをかけたりせず、フレッシュさと清潔感のある髪型を心がけましょう。

まとめ:就活では髪色以外の身だしなみにも注意しよう

まとめ:就活では髪色以外の身だしなみにも注意しよう

髪色、髪型について説明してきましたが、ヘアスタイルだけ整えても、そのほかの部分ができていなければマイナス評価になってしまいます。

就活の場ではインターンや面接の第一印象が大切です。以下のような身だしなみのポイントもしっかり押さえておきましょう。

  • 服装はリクルートスーツが基本!
  • スーツやシャツのしわ、汚れ、ほつれに気をつける
  • 靴が汚れている、擦り減っている場合はきれいにする
  • アクセサリーは身につけない
  • 派手なヘアアクセサリーは避ける
  • 男性の場合、ネクタイをする
  • 女性の場合、ナチュラルメイクをする
  • 女性の場合、ストッキングの伝線に気をつける
  • 香水や香料のきついスタイリング剤は使用しない
  • 爪は短く整え、ネイルカラーはしない
  • 腕時計は派手なものを避ける

上記は一般的な身だしなみマナーのごく一部です。応募する企業によって求めるものが違うので、事前にチェックと準備をしておきましょう。

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