【例文】就活面接での挫折経験の魅力的な答え方!突破のための失敗談とは
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就活で挫折経験の上手な答え方とは?面接官に響く例文もご紹介

就活の面接では志望動機や自己PR、ガクチカや部活動などさまざまな質問がありますが、なかには「あなたの挫折経験を教えてください」と聞かれることも。

企業が面接で就活生の挫折経験を聞くのはどのような意図があるのでしょうか。

今回は、新卒の就活生へ向けた求人紹介エージェントの「JOBマッチ」を担当する私が、就活面接の挫折経験で企業が何をチェックしているのか解説します。

好印象に繋がりやすい答え方やNGポイント、エピソードを交えた例文も紹介しますので参考にしてみてください。

目次

企業は就活面接の挫折経験で何をチェックしているのか

企業は就活面接の挫折経験で何をチェックしているのか

就活生にとって面接で答えにくい質問のひとつが挫折経験。企業は就活面接の挫折経験を聞いて何をチェックしているのでしょうか。

以下では、企業が就活面接で挫折経験を質問する意図について解説します。

失敗から学んだこと

そもそも企業は新卒社員に対して完璧を求めていません。新人が失敗するのは想定内であって、むしろ失敗経験から多くのことを学んでほしいと思っています。

就活生自身が失敗を通じて何を学び、次にどう活かしているのか人となりを判断しようとしています。

困難に挑戦する姿勢

挫折経験は熱中できることに対して努力をしたが、結果が得られなかったことでもあります。困難なことに直面したときに挑戦しようと取り組めるか、それとも諦めてしまうのか。

就活生本人のポテンシャルの高さや姿勢を見極める狙いがあります。

ストレス耐性の有無

挫折経験はある程度のストレスが伴います。就活生がストレスを感じたとき、どのように向き合ったのかストレス耐性の有無を図ろうとしています。

そもそも社会で働くことはストレスの連続です。思うように進まないこともあり、人間関係で悩むこともあるかもしれません。

そのようなときにストレスとどう向き合っていくのか、ある程度のストレス耐性がある人を企業は必要としているため、就活面接で確認しています。

周りと協力できる人間性

挫折経験のような気持ち的に追い込まれる状態になると、隠れていた本性が見えることがあります。

例えば問題から目を背けて後回しにしてしまう、もしくは上手くいかないストレスから周りに八つ当たりをしてしまう。企業としてはそのような幼い振る舞いを見過ごすことはできないでしょう。

挫折経験を通じて周りと協力できる人間性かどうか、冷静に対処できる人柄を見極めようとしています。

就活面接でどのように挫折経験をしたらウケるのか

就活面接でどのように挫折経験をしたらウケるのか

就活面接では挫折経験をどのように話せば高評価に繋がるのでしょうか。以下では、就活面談で挫折経験を伝えるstepについて解説します。

挫折経験を一言で伝える

就活のエントリーシートや面接で挫折経験を伝える際は結論から述べましょう。

「部活動で大きな挫折を経験しました」と結論から伝えることで、面接官はその後の展開をイメージしやすくなります。また、面接官の興味を惹く効果もあるため、必ず結論から述べるようにしましょう。

挫折前の目標や努力を伝える

挫折前にどのような目標や努力を持って取り組んだのかを伝えるのもポイントです。

「部活動で県大会入賞を目指していた」など、目標が明確になっているほど挫折経験が際立ちます。相手がイメージしやすいよう、当時の気持ちを交えるのも良いでしょう。

挫折内容を詳しく伝える

挫折内容はできるだけ詳しく伝えるのがポイントです。ただの失敗経験にならないよう、挫折時のシチュエーションや環境、挫折に至った理由、自分が思ったことなどを細かく伝えます。

ただし「チームメイトのせいで決勝戦に進出できなかった」など、他人の責任にするような内容は避けましょう。何でも人のせいにする癖があると人柄を疑われてしまいます。

乗り越えるために行ったことを伝える

挫折経験でもっとも企業が聞きたいのが「乗り越えるために行ったこと」です。企業は決して就活生の失敗談を聞きたいわけではありません。

挫折しても諦めずにどのように立ち向かったのか、人間性を面接で見極めようとしています。

挫折から学んだことや仕事で活かせることで締める

最後は挫折経験から学んだことや仕事で活かせることで締めくくります。企業は新卒にはむしろさまざまな挫折や失敗を経験して成長してほしいと思っています。

挫折経験をそのままで終わらせようとせず、何を学んだのか、仕事でどのように活かせるのかを伝えましょう。

JOBマッチ担当者
成長意欲がアピールできれば就活面接でも高評価に繋がります。

NGな回答例・避けたほうがいい内容

NGな回答例・避けたほうがいい内容

就活面接の挫折経験では避けた方がいい内容もいくつかあります。

以下では、就活面接の挫折経験に関するNG回答例を紹介します。

仕事に関係のない個人的な内容

仕事に関係のない個人的な内容は避けましょう。代表例といえるのが恋愛や宗教、政治問題です。

仕事との関連性が薄いと面接での評価がしにくくなります。また、個人的な内容の挫折経験は面接官も話を深掘りしにくいため避けた方が無難です。

「挫折経験はない」と答える

就活面接では挫折経験がないと答えるのも好ましくありません。挫折経験がない人の方が高評価に繋がりやすいと思うかもしれませんが、その考えはNGです。

企業としては挫折経験がない人より、挫折経験から困難に立ち向かった人の方が人間的な魅力を感じているからです。

挫折経験がないと言い切ってしまうと、本気で何かに取り組んだことがないと評価されてしまう恐れがあります。

挫折経験を解答する際の参考例文

挫折経験を解答する際の参考例文

以下ではエントリーシートや就活面接で使える挫折経験の例文を紹介します。

今回はサークル・アルバイト・留学の3つのエピソードに絞って紹介しますので参考にしてみてください。

挫折経験の例文①サークル

挫折経験の例文①サークル

私の挫折経験は大学のサークル活動です。登山サークルに所属しておりリーダーを務めているのですが、サークル活動の方向性でメンバー同士が揉めてしまい、人間関係で初めて大きな挫折を味わいました。

 

一度はサークルを辞めることも考えましたが、登山は長年続けている趣味でもあったので自分が変わることを決意。人間関係にまつわる書籍を読んだり、親や信頼できる先輩に相談したりして、積極的にサークルメンバーと会話を増やしていきました。結果として険悪だった人間関係が改善し、今ではサークル活動も以前より活発になりました。

 

この挫折経験を活かして、人と接する力をさらに磨いていきたいと思います。

挫折経験の例文②アルバイト

挫折経験の例文②アルバイト

私はアルバイトで挫折を経験しました。携帯ショップで働いているのですが、入社した当時は「店舗内で売り上げトップになる」という無謀な目標を掲げていました。目標が高いことは評価されましたが、やはり身の丈に合っていない目標のせいで気持ちに焦りが生じてしまい、お客様を怒らせてしまったことがありました。

 

その経験から無謀な目標は立てず、目の前の数字よりもお客様に笑顔になっていただくことに目標を方向転換。その結果、売上の数字に捉われず接客に集中できるようになりました。半年前は店舗で売上2位を獲得でき、努力した分だけ結果が伴うことを実感しました。

 

御社に入社できたらお客様を第一に、売上数字でも貢献できる営業となれるよう努力いたします。

挫折経験の例文③留学

挫折経験の例文③留学

私の挫折経験は留学で成績が下がったことです。大学2年生のときにアメリカに3か月留学をしましたが、同じ留学生のクラス分けテストで20人中19位という成績を取ってしまいました。英語が得意な私はすっかり自信を失くしてしまい、その後も積極的に何かを得ようとしないまま留学を終えてしまいました。

 

帰国後に冷静になって考えた結果、このままでは留学した意味がないと思い、再び英語を基礎から復習。大学3年生で再留学し、その際のクラス分けテストでは3位の成績を獲得できました。

 

最初の留学経験で挫折を味わったことが功を奏したと思っています。御社は海外にも多くの取引先があると伺っていますので、留学で得た経験を発揮できるように頑張りたいです。

まとめ

まとめ

今回は就活面接の挫折経験の答え方について解説しました。

挫折経験を聞かれた際は、まずは挫折経験を一言で答えるのがポイントです。

挫折内容はできるだけ詳しく伝え、乗り越えるために行ったことや挫折経験から学んだこともしっかりと伝えましょう。

就活面接の挫折経験の答え方について迷ったら「JOBマッチ」の利用がおすすめです。

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