大学4年生の前期も終わるという時期になり、まだ内定を獲得できていない25卒の就活生の中には、不安や焦りを感じている方が多いかもしれません。
周りの内定状況に焦り、自分だけが内定を獲得できていないと危機感を感じ「このまま内定を獲得できないのでは?」と不安になるのではないでしょうか。
しかし、スピード感を持ってしっかりと対策を行えば、まだ間に合うのです。
今回は、新卒の就活生を対象に求人紹介・選考対策を行っている「JOBマッチ」を担当する私が、25卒の方を対象に、まだ間に合う理由、遅れを挽回する方法について解説します。
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【25卒】就活はまだ間に合う!その理由とは
就活解禁時の3月には「夏前までに内定を獲得していたい!」と思っていたけれど、思うような就活をできず、大学4年6月時点で内定がゼロという学生も少なくありません。
その中には「もう間に合わない」と考えてしまう方もいるのではないでしょうか。
しかし、就活にはいくらでもチャンスがあり、しっかりと対策をすればまだまだ間に合います。
ここでは、大学4年6月時点で内定がなくてもまだ間に合う理由について解説していきます。
まだ間に合う理由①大学4年6月以降に内定している就活生も多い
周りの学生が早期に内定を獲得して就活を終了している現状から焦ってしまう方も多いですが、実は就活生の約20%は大学4年の6月以降に内定しています。
就職みらい研究所の「2024年3月度(卒業時点)内定状況」によると、6月時点での2024卒の内定獲得率は79.6%であり、7月以降も緩やかに上昇を続け、10月時点では92.0%となっています。
2023卒と比較して企業の選考スケジュールの早期化から内定獲得時期のピークが早まっていますが、6月以降の内定率は前年度と比較しても依然としており、大学4年生の6月以降でも内定を獲得するチャンスは十分にあり、まだ間に合うのです。
とはいえ、他の就活生に遅れをとっている分、これから内定を獲得するためにはスピード感を持って就活に取り組む必要があります。
時間がないからといってやるべきことをやらなかったり、雑に済ませてしまうと、後に後悔する結果になってしまうため、スケジュール管理をしっかりしながら着実に進めていきましょう。
まだ間に合う理由②約半数の企業が採用を続けている
マイナビの「2024年卒企業新卒内定状況調査」によると、24卒の採用は11月以降も続いており、12月や3月に採用を終了する企業も少なくありません。
つまり、採用活動の早期化と同時に企業の採用活動が長引いていることがわかり、25卒も同様の動向と予測されることから、6月以降の就活でもまだ間に合うのです。
7月以降の採用(後期採用)をしている狙い目の企業は以下の通りです。
- ベンチャー系企業
- 大量採用する企業
- 大手企業の子会社
- 外資系企業
例えば、ベンチャー系企業は事業規模の変化が大きい会社も多く、年度の途中で採用計画を変更させ、採用人数を増やすといった企業もあります。政府が定める就職活動解禁日に関わらず、年中採用活動を行っているところも多く見られます。
また、業界大手などの大量採用をする企業は春・夏の採用だけでは予定枠が埋まらず、後期採用で人材を確保することもあるのです。
就活の遅れを挽回するおすすめの方法
就活がまだ間に合うことがわかったら、遅れを挽回するためにスピード感を持って就活準備・選考対策を行いましょう。
限られた時間を無駄にせず、着実に就活を進めるためには、スケジュール感を意識しながら効率的に動くことが重要です。
以下では、就活の遅れを挽回するための方法とポイントについて解説します。
これまでの就活を見直す
「就活解禁前から就活をしているけれど、内定がない」という就活生は、選考に落ちてしまう何かしらの理由があるため、原因を探りましょう。
以下は、選考落ちをしてしまう、よくある原因です。
- ESや履歴書の質が低く書類選考で落ちてしまう
- エントリー数が少ない、大手ばかり受けているため偏りがある
- 自己分析が足りず、就活の軸や志望動機にブレがある
- 十分な面接対策ができておらず、説得力のあるアピールができない
- 面接の時のマナーや挨拶、清潔感などの基本が押さえられていない
自分が選考を通過することができない理由がわかったら、第三者の手を借りながら早急に対策をしていきましょう。
特にこれまで一人で対策を行っていた人は、客観的な視点を入れると改善すべき点が見えてくるので、先輩や友達にESを添削してもらったり、面接練習を行ったりすることをおすすめします。
選考中の企業のスケジュールをチェック
6月以降に内定を獲得するためには、企業の選考スケジュール等の状況把握が重要です。
どの企業が選考中で、エントリー期限はいつまでなのか、説明会への参加は必須なのかについてチェックしましょう。
また、就活に出遅れてしまった場合、時間は限られていますので、効率的に企業探しを行うことも大切です。
大学のキャリアセンターやセミナー、就活エージェントなどを利用すると、6月以降でもまだ間に合う企業がすぐに見つかります。
自己分析を素早く終わらせる
就活において自己分析は、自分とマッチする企業を見つける際や面接官に自分の魅力を最大限アピールする際に必要となります。
そのため、いくら就活に出遅れたとしてもしっかりと自己分析を行いましょう。
マイナビやリクナビなどが提供している自己分析ツールを利用すると、時間がかかってしまう自己分析を素早く終わらせることができますね。
同時に、向いている業界や企業についてもピックアップしてくれる点もメリットと言えるでしょう。
面接対策をする
就活で内定を獲得するためには必ず面接対策を行いましょう。
いくらESで優秀なことを書いても、面接でうまく話せなかったり、質問に答えられなかったりすると内定を獲得することは難しいです。
以下の10個の質問にはすぐに答えられるよう、準備をしておきましょう。
- 自己紹介をお願いします。
- 自己PRをお願いします。
- なぜこの会社を受けようと思ったのか、志望動機を教えてください。
- 学生時代に特に力を入れて取り組んだことを教えてください。
- 学生時代に挫折した経験、またそれを乗り越えた方法について教えてください。
- 就活の軸はなんですか?
- チームで何かを成し遂げた経験を教えてください。その時のあなたの役割についても教えてください。
- キャリアビジョンを教えてください。
- この会社で成し遂げたいことを教えてください。
- 最後に質問はありますか?
【まだ間に合う】内定ゼロの就活生が注意すべきこと
現時点で内定が獲得できていない就活生は、以下のことに注意しましょう。
「まだ内定がない」と焦らず、目の前のことに集中して万全な準備をすることが大切です。
焦らず、やるべきことを着実に行う
これから就活を始める・続ける方の中には、まだ間に合うことを知っても、周りには内定を獲得している学生も増えていることからどうしても焦ってしまう方も多いのではないでしょうか。
内定がないことに焦ってしまい、エントリー数を増やし過ぎてしまったり、十分な対策を行わないまま面接に挑んでしまうと、内定が獲得しづらくなる危険性が高まります。
とにかく「焦りは禁物」です。
内定獲得のためのステップを着実に踏むためにもスケジュール感を意識し、1つ1つのことを落ち着いて取り組んていきましょう。
適度なリフレッシュを
内定を獲得するために毎日対策を行うことも素晴らしいですが、人によってはストレスになってしまったり、選考結果に落ち込んでしまったりする人もいます。
そんな時は、一旦就活から離れてリフレッシュの時間を作りましょう。
気持ちを切り替えて取り組むことができれば、パフォーマンスが上がり、万全の状態で挑むことができますね。
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これまで、大学4年の6月でも就活はまだ間に合うということを解説してきましたが、効率的に就活を進めるためにおすすめなのが、JOBマッチです。
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記事まとめ
今回は、25卒の方を対象に、今の時期に内定がなくてもまだ間に合うのかについて解説しました。
結論として、スピード感を持って選考対策を行えば、まだ間に合います。
出遅れを挽回するには効率的に就活を行うことが重要ですので、就活エージェント等を利用してエントリーする企業を増やすのも得策です。
周りの就活状況に焦らず、本記事を参考にして自分が納得いく内定を獲得しましょう。