「就活ってめんどくさい」と気分が落ち込む就活生は少なくありません。
自己分析や業界研究、履歴書やエントリーシート(ES)の作成、説明会への参加など就活はやるべきタスクが山積みです。
内定を獲得するのも容易くはなく、いっそのこと就活を辞めたいと思ってしまう人も多いでしょう。
今回は、新卒の就活生を対象に求人紹介を行なっている「JOBマッチ」を担当する私が、就活をめんどくさいと感じてしまう理由や挽回方法を紹介します。
記事後半では就活がめんどくさい人の進路も解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
就活がめんどくさいと感じる原因
なぜ就活がめんどくさく感じるのか、理由や原因は以下のようなことが考えられます。
- 自己分析がめんどくさい
- 履歴書やエントリーシート(ES)などの書類作成がめんどくさい
- 面接対策がめんどくさい
- 説明会に行くのがめんどくさい
- 就活自体がめんどくさいと思い込んでいる
自己分析がめんどくさい
就活に欠かせない自己分析をめんどくさいと感じる就活生は多数います。
まずは自分の過去を洗いだし、未来の展望を明らかにしなくてはなりません。その中で自分の性格やスキル、強みや弱みなどをまとめる必要があります。
意外と工程が多く、果てしない作業に感じられてしまうとめんどくさい気持ちが先行し、やる気を削がれてしまいます。
履歴書やエントリーシート(ES)などの書類作成がめんどくさい
履歴書はこれまでの学歴やアルバイト経験、資格などを記入します。アルバイト経験があれば書いたことがある人も多く、そこまで苦に思わないかもしれません。
よりめんどくさいと感じるのはエントリーシート(ES)の作成です。
エントリーシート(ES)には志望動機や自己PR、自分の価値観など文章でまとめる項目が多数あります。
最近はパソコンでの使用を許可している企業も多く手書きの手間は軽減されているものの、文章作成に慣れていないとめんどくさいと感じてしまいます。
面接対策がめんどくさい
就活に避けられないのが面接です。就活の合否は、面接によって決まる部分が大きいと言っても過言ではありません。
そのため、面接対策は十分に講じておく必要がありますが、面接独特の緊張感が苦手だと感じる人は多くいます。質問に対する答えも準備しなければならず、一連の作業がめんどくさいと感じるようです。
説明会に行くのがめんどくさい
企業によっては選考条件に「説明会の参加」を設けている所もあり、説明会はほぼ参加が必須となっています。
説明会に参加する場合、大学の講義やアルバイトとの調整が必要になるため、めんどくさいと感じてしまいます。
説明会は社員の声を聞ける絶好のチャンスです。しかし、交通費や時間の消費を考えた際にめんどうな気持ちが先行してしまうと、説明会に行く足が重くなってしまいます。
就活自体がめんどくさいと思い込んでいる
就活自体にネガティブな感情を抱いてしまい、就活そのものがめんどくさいと思い込んでいるケースです。
一般的に「就活は大変」「内定がもらえない」のようなイメージが強く、就活を始める前から憂うつになってしまいます。
とくに日本の就活や髪型や服装、マナーに厳しい一面があり、これまで自由に過ごせていた大学生活から180度変化します。そのような縛りをめんどうだと感じてしまうようです。
就活がめんどくさいと感じたときの挽回方法
就活がめんどくさいと感じても、将来を考えたら避けては通れない道です。めんどくさい気持ちから脱却するために、以下の対策方法を試してみましょう。
- 自己分析は作成ツールを使う
- 内定者の履歴書やエントリーシート(ES)を参考にする
- 面接回数が少ない企業を選ぶ
- 「合同」説明会に参加する
- 一回就活から離れてみる
自己分析は作成ツールを使う
自己分析がめんどくさい人は作成ツールに頼りましょう。
自己分析作成ツールを使えば、表示される質問に答えていくだけで自己分析が完成します。自分の強みや弱み、価値観が明確になるだけではなく、自分に向いている企業や業界も分かるようになります。
無料で使える自己分析ツールも多数出回っているので、自分が使いやすいものを選びましょう。
内定者の履歴書やエントリーシートを参考にする
文章作成が苦手な人は、内定者の履歴書やエントリーシートを参考にするのがおすすめです。
内定者=書類選考を突破した人なので、採用担当者から好印象を持たれるコツを掴めるでしょう。もちろんただ真似するだけではなく、誰かに添削してもらうのも大切です。
面接回数が少ない企業を選ぶ
面接回数が少ない企業を選ぶのもひとつの手段です。
大手企業は応募者が多くなりがちなので、二次・三次と回数を分けて面接を行います。大手企業にとくに強いこだわりがなければ、面接が一回で終わる企業を選ぶのも有りでしょう。
ただし、一回で面接が終わる企業でも油断は禁物です。
面接時間が長かったり質問の答えを掘り下げてきたりと、質を重視する可能性があります。面接対策は気を抜かずに行いましょう。
「合同」説明会に参加する
合同説明会とは名前の通り、複数の企業が合同で行っている説明会です。
複数の企業の説明会に参加できるため、日を開けてスケジュール調整をする必要がありません。一度に複数の企業の話を聞くことで集中力も高まり、自分が本当にやりたい仕事も見つけやすくなります。
近年ではオンラインでの企業説明会も増えてきているため、気になる企業の説明会情報をしっかりチェックしましょう。
一回就活から離れてみる
就活がめんどくさいと感じている場合、一回就活から離れてみましょう。
モチベーションが低下したまま就活を続けても、いい結果は得られません。
趣味に没頭してもいいですし、友人とどこかへ出掛けたり、美味しいものを食べたりしてもOKです。
気持ちをリフレッシュさせて就活への意欲が湧いてくれば、一回離れてみた価値があるといえます。
就活がめんどくさい人にはこんな進路も有り
いくつかの対策方法を試してもめんどくさいと感じてしまう場合、就職を諦めて別の進路を選ぶ方法もあります。以下では、就活がめんどくさい人におすすめの進路を解説します。
- フリーター・ニート
- フリーランス
- 既卒での就活
フリーター・ニート
就活がめんどくさい気持ちが抜けない場合、フリーターやニートになる選択肢もあります。
フリーターはいわゆるアルバイトなので、ある程度のまとまった収入を確保できます。正社員のような社会保険や賞与、有給休暇などの福利厚生は十分ではないものの、少ない収入でも十分な人にはおすすめです。
そもそも働くのに抵抗がある場合は一時的にニートになってもいいかもしれません。ニートはフリーターのように働いていないため、収入は途絶えてしまいますが、就活で疲れた気持ちを癒すのには十分でしょう。
ただし、いずれも収入が不安定であり、今後のキャリアに影響してくる恐れがあります。フリーターやニートでいるのは「一時的な措置」と考え、いずれは就活を再開させることを念頭に置いておきましょう。
フリーランス
フリーランスとは特定の企業に属さず、収入を得ることです。個人事業主とも言い、営業や経理などはすべて自分でこなさなくてはなりません。
しかし、自分の好きなペースで仕事ができる点、仕事の方針を自分で決められる点は大きなメリットといえるでしょう。フリーランスには動画編集やデザイナー、ライターなどがあり、能力次第では正社員よりも稼ぎを得られます。
既卒での就活
既卒は大学を卒業していること、つまり大学を卒業した後に改めて就活を始める方法です。
新卒の求人は卒業3年以内であれば応募可能と、厚生労働省の「青少年雇用機会確保指針」にて定められています。ただし、あくまでも努力義務の範囲なので、すべての企業に該当するわけではありません。
【おすすめ】思うように進まない方はJOBマッチを利用してみよう
めんどくさい気持ちが改善されない、もしくは思うように進まない場合は「JOBマッチ」を利用してみましょう。
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記事まとめ
本記事では就活をめんどくさいと感じる原因や理由、挽回方法の他、おすすめの進路について解説しました。
就活がめんどくさいと感じるのは自己分析や書類の作成、面接対策など原因は人によってさまざまです。
めんどくさいと感じるようになったら自己分析ツールを使ったり、就活から一回離れたりと自分に合った対策方法を試してみましょう。
就活が思うように進まない場合、無料で相談できるJOBマッチがおすすめです。
プロのアドバイザーから有益なアドバイスを受けられれば、就活を効率よく進められますので、ぜひ試してみてください。