就活の持ち駒の平均は?少なくなる原因・全滅しないための対策も解説
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就活において持ち駒はいくつ必要?少なくなった時の対策方法

就活生同士で、「持ち駒が減ってきてしまった。」「持ち駒の増やし方がわからない。」という会話をよくするのではないでしょうか。そもそも持ち駒とは、何を指すのか理解をしていますか?

本記事では、新卒の就活生を対象に求人紹介を行なっている「JOBマッチ」を担当する私が、就活における持ち駒について、知っておくべきことを解説します。

周りの就活生に流されず、自分の持ち駒を適切にキープするために、ぜひ参考にしてください。

目次

持ち駒=エントリー中、選考途中の企業数

持ち駒=エントリー中、選考途中の企業数
就活でよく聞く言葉の「持ち駒」とは、エントリーしている企業または選考途中にある企業の数を意味し、内定を獲得するチャンスがあと何社あるのかを表現する際に使用します。

持ち駒という言葉は、元々将棋用語として使われていましたが、近年は就活用語としても盛んに使用されているようです。

ここで一つ注意しなければならないのが、持ち駒という言葉をESに書いたり、面接官の前で使用するのは避けましょう。

選考を受ける企業のことを「駒」と呼ぶのは、正しい言葉遣いではないので、印象を悪くしてしまいます。

JOBマッチ担当者
選考を受けている企業を言う際には、「現在の持ち駒は〜」とは言わず、「選考途中の企業は〇社です。」と答えるようにしましょう。

就活の持ち駒の平均は10社

就活の持ち駒の平均は10社
就活の平均エントリー数は20〜30社と言われており、そこから全ての企業が選考に進むわけではないことを考慮すると、持ち駒の平均は10社程度といえるでしょう。

これは、30社応募すれば必ず持ち駒が10社になるということではありません。もちろん、30社すべて選考に進む就活生もいれば、1〜2社しか残らないという就活生もいます。

持ち駒が多すぎても、スケジュール管理が大変になり、選考対策が追いつかなくなってしまいます。

30社エントリーして平均10社の持ち駒となるのを基準に、自分が余裕を持って就活を進められる程度の持ち駒数が望ましいです。

【要チェック】持ち駒が少なくなる原因

【要チェック】持ち駒が少なくなる原因
持ち駒は多ければいいという訳ではありませんが、少なすぎても焦りや不安が出てきてしまいますよね。

ここからは持ち駒が少なくなる原因について解説するので、自分に当てはまるものがないかチェックして、自身の就活について見直してみましょう。

大手企業しか受けていない

就活生の多くは大手・人気企業への就職を夢見ているのではないでしょうか。

しかし、大手企業や有名企業は学生からの人気が高く、採用枠が多い分、志望者も非常に多く、倍率が高いです。

就活は何十社と応募して、1社内定できたという人も少なくないため、難易度の高い企業ばかりに的を絞ってしまうと、必然的に内定獲得率が低くなり、持ち駒も減ってしまいます。

大手の選考は3〜4次選考まであるなど、時間がかかる場合があるので、合間に中小企業やベンチャー企業などの選考を受けてみましょう。

中小企業やベンチャー企業は比較的早く選考が進み、1社でも内定が出ていると心に余裕が生まれて、大手の面接に落ち着いて挑むことができるでしょう。

JOBマッチ担当者
大手だけしか受けないのは、持ち駒が全滅してしまう就活生にありがちな特徴なので、要注意!

エントリー数が少ない

先にもお伝えしましたが、就活は非常に難易度の高いものであり、内定を獲得するのに多くの苦労があります。

「10社受けたから1社は内定取れるだろう」という考え方は通用しません。そもそもエントリー数が少ないと内定数も少ないと考えてください。

就活を攻略するためには自分の持ち駒をコントロールすることが重要になります。

減ってきたと思ったらエントリー数を増やし、増えすぎたと感じたら減らしたりと、自分が余裕を持って選考対策ができる程度に留めておくのが良いでしょう。

JOBマッチ担当者
内定獲得のチャンスを絶やさず、常にチャレンジしていける環境を整えておくことをおすすめします。

志望業界を絞りすぎている

志望業界を絞っており、業界が偏っているのも持ち駒が少なくなる原因です。

志望業界内の企業を網羅している場合にも、業界が狭かったり、選択肢が少なかったりすると、持ち駒は無くなってしまいやすいのです。

また、志望する業界であっても、実は向いていない業界だったり、志望動機が弱く、業界研究不足などで選考落ちが続いてしまうと、持ち駒がゼロになってしまうリスクは高まります。

どれだけ対策をしても、合格の可能性を測りし得ないのが就活の難しさでもあるため、バランスを取りながら複数の業界を見ることが大切です。

全滅した場合の対策方法

全滅した場合の対策方法
もし、就活で持ち駒が全滅してしまったらどうすればいいのでしょうか?

周りの内定獲得に焦ってしまうかもしれませんが、まだまだ可能性はあります。落ち着いて次の方法を考えてみましょう。

後期・2次募集の企業を探す

持ち駒が全滅してしまった場合は、後期・2次募集をかけている企業を探してみましょう。

一度選考が終わっても、予定人数に達していなかったり、辞退者により欠員を補うために、追加募集を行なっていることがあります。

また、最初から選考を複数回に分けている企業もあり、比較的倍率は低いです。

しかし、留学していた学生などの枠として想定している企業もあるため、ESなどの精度を高めなければ選考を突破できない可能性もあるので要注意です。

狙い目はグループ企業の子会社

就活で大手や有名な企業への就職を目指す人が多いですが、その子会社や関連会社も狙い目のポイントです。

小会社や関連企業であれば、仕事内容や条件が似ていることが多く、隠れた優良企業であることがほとんどです。

好条件ながら親会社よりハードルが低く、比較的難易度が低いといえるでしょう。

ベンチャー企業は通年採用が多い

ベンチャー企業の多くは人手不足に悩んでいるところも少なくなく、通年採用を実施している企業が多いです。

ベンチャー企業に限らず、通年採用を行なっている企業は複数あります。例えば、ヤフーや楽天、リクルートなどの企業は通年採用を導入しています。

新卒の就活の時期といえば、大学3年の3月から大学4年の6月ぐらいまでに選考が集中しているイメージはありますが、それ以外の時期でも積極的に採用を行なっている企業はあります。

JOBマッチ担当者
持ち駒が全滅してしまっても、常に視野を広く持ち、満足のいく就活を行いましょう。

就活で持ち駒が少ないと感じたら…?

JOBマッチ
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まとめ

まとめ
持ち駒という言葉は、選考途中の企業数を表す言葉として大変便利ですが、正しい言葉遣いではないので、採用担当者の前で使用するのは避けましょう。

また、持ち駒が全滅してしまわないよう、自身でエントリー数をコントロールするのがとても大切です。業界を絞らず、大手から中小、ベンチャー企業まで、幅広い条件で就活を行うのが成功の鍵です。

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