「就活って何するの?」「具体的な選考対策や攻略法が知りたい」
初めての就活で、何から始めるかわからないという人は多いと思います。
特に一人で就活していると、正しいかどうかの診断基準も持てないため悩みは増大するばかりです。
コロナ禍が落ち着きつつあり、企業は労働人口減少に備えて若い人材を欲しがっていることから、就活は早期化しています。
内定を勝ち取り理想的な企業で働くためには、早めに動き出すことが欠かせません。
この記事では、就活全体のスケジュールを把握して時期ごとにやるべきこと5つを紹介します。
さらに、周りと差をつけられるなにするか迷ったらやりたいこと3つもお伝えするので、参考にしてください。
就活に対する不安を消して自信に変え、就活を成功に導きましょう。
内定獲得までの就活スケジュール
就活のスケジュールを知らないと、就活でなにするかもわからないでしょう。
ここでは「一般企業」と「ベンチャー企業」に分けて就活スケジュールを紹介します。
一般企業の就活スケジュールとやり方対策
大学生3年 5〜6月 | 就活準備/インターンへエントリー |
---|---|
大学生3年 7〜9月 | インターン参加 |
大学生3,4年 3〜5月 | 会社説明会へ参加/書類作成 |
大学生4年 6月 | 選考が本格化 |
大学生4年 10月 | 内定式 |
大学3年 5〜6月|就活準備/インターンへエントリー
インターンのエントリーは3月からですが、就活準備を始めておくと余裕を持って就活を進められます。
- 自己分析
- 業界・企業分析
- 大学の就活イベントへ参加
自己分析や業界・企業分析を進めると、自分の中に仕事に対する「軸」が見えてきます。
自己分析や業界・企業分析の詳しいやり方は後ほど解説するので参考にしてみてください。
大学の就活イベントは、就活のノウハウや基礎知識が学べる貴重な機会です。
「何するかわからない」「何もしてない」という就活生は、参加して就活のことを知っておきましょう。
大学3年 7〜9月|インターン参加
インターンでは自己紹介を求められることがほとんどです。
本選考の自己紹介とは内容が異なるため、万全の状態で臨んでください。
自己紹介の内容は「部活の活動内容」や「インターンの参加理由」といったものです。
大学3,4年 3〜5月|会社説明会へ参加/書類作成
大学生3年の3月から説明会が情報解禁して、就活の動きが活発になります。
書類選考は履歴書やエントリーシートで評価されるため、漏れのないように記載してください。
書類は親や友人、就職アドバイザーなど客観的な視点で確認してもらうことで、担当者の心に刺さる文章が作れます。
大学4年 6月|選考が本格化
本選考では筆記や面接、適性検査にグループワークなどが行われます。
近年の面接は逆質問を受ける機会が多いです。
「業務内容」や「社内の雰囲気」など、質問をいくつか用意しておくと安心です。
大学4年 10月|内定式
内定式を迎えれば「ようやく社会人の仲間入り」という気持ちが芽生えます。
ちなみに「内定」は正式な労働契約を結ぶことで、「内々定」には口約束による内定獲得、という意味があります。
ベンチャー企業の就活スケジュールとやり方対策
大学生3年 6〜7月 | サマーインターンへエントリー |
---|---|
大学生3年 8〜11月 | サマーインターン参加 |
大学生3年 12〜2月 | 書類準備 |
大学生3,4年 3〜6月 | 選考が本格化 |
ベンチャー企業は理系の大学生に人気の就職先です。
ベンチャー企業の就活スケジュールは一般企業より早く進行するため、早めの準備が欠かせません。
具体的には大学3年生の5月までに終わらせておけば、余裕を持って就活を進められるでしょう。
就活とはなにする?準備・選考でやることを5つ紹介
就活スケジュールである程の流れは理解できたでしょうか?
ここでは、就活で具体的になにするかを5つに分けて解説します。
- 自己分析
- 業界・企業分析
- OB・OG訪問
- エントリーシートや履歴書の作成
- 面接選考
就活とはなにする?(1)自己分析
自己分析は時期に関係なくできるので、就活でなにするかわからなくても気軽に行えます。
会社の軸決めや自己PRを作成するために欠かせない要素で、経験を基にして強みや弱み、長所や短所などを洗い出します。
洗い出す理由は、強みや長所がわからないと自分に合った業界や企業がわからないからです。
また、就職先が自分に合っていないと、退職してしまう確率を高めてしまいます。
時間のかかる作業なので、インターンへ申し込む前には始めておきましょう。
具体的には、2025卒の方は2023年5月までに準備を済ませておくのが理想的です。
就活とはなにする?(2)業界・企業分析
自己分析で自己理解を深めたら、業界と企業をリサーチして自分に合った企業を探します。
企業分析ではホームページや就活掲示板を閲覧して、以下の4項目を確認してください。
- 職種
- 業界での立ち位置
- 就労条件
- 労働環境
自分の強みを活かせそうでも労働環境が劣悪な場合があります。
ミスマッチを避けるために、根気よく企業探しを続けてみてください。
なお、企業のホームページでは「企業理念」や「代表者メッセージ」にも注目です。
気になるところは、面接や面談の逆質問のときに質問してみましょう。
就活とはなにする?(3)OB・OG訪問
OB・OG訪問で実際に企業で働いている先輩社員から、企業の情報を聞いてみてください。
やりがいや労働環境といったリアルな声はとても参考にあり、エントリーシートや面接の受け答えの質がアップします。
OB・OG訪問を行う熱意ある就活生は少ないので、うまくいけば選考が有利になるケースもあります。
先輩社員は貴重な時間を割いていることを忘れないでください。
感謝の言葉をはじめ質問を考えていくなど、相手の時間を無駄にしないように気をつけてください。
就活とはなにする?(4)エントリーシートや履歴書の作成
ここから、本格的な選考に向けてエントリーシートや履歴書作成を行います。
「書くことが決まらない」「怖くて応募できない」という就活生は、自己分析が足りない可能性があります。
もう一度、自己分析に戻って「自分がどんな部分で企業に役立てるか」を考えてみましょう。
エントリーシートや履歴書は、会社と自分が初めてつながる大切な要素です。
面接では内容を基に質問されることがほとんどなので、覚えておきましょう。
エントリーシートや履歴書はコピーをとっておいて、それを基に面接練習に励んでください。
就活とはなにする?(5)面接選考
書類選考を通過すればいよいよ面接です。
企業によりますが面接は一次、二次、最終と3つの段階に分かれていることがほとんどです。
一次面接では、志望動機や自己PR、長所や短所などが質問されます。
二次面接は「学生時代に努力したこと」や「入社したらしたいこと」など、より踏み込んだ質問をされるでしょう。
最終面接では「入社後のビジョン」や「会社にどう貢献できるか」といった、未来に関する質問が多いです。
どれも入念に準備しないと答えられない可能性があるため、幾つもの回答パターンを用意する必要があります。
周りと差をつける!なにするか迷ったらやるべきこと3つ
ここでは、なにするかわからない就活生向けに、やっておくと役立つことを3つご紹介。
選考を突破する糸口が見つかりますので、なにするか迷ったらどれかを始めてみてください。
なにするか迷ったらやるべきこと(1)コミュニケーション力とビジネスマナーの向上
就活ではコミュニケーション力とビジネスマナーが求められます。
コミュニケーション力を高めれば相手の話を理解して、自信を持って意見を伝えられます。
コミュニケーション力を上げるには、ディベートやグループディスカッションなどとにかく人と会うことです。
ビジネスマナーは文章力の向上やTPOに合った行動ができる、と入社後でも役立つスキルです。
ビジネス本やウェブサイト、セミナーを通じて学ぶことができます。
なにするか迷ったらやるべきこと(2)複数のインターンシップに参加
インターンに複数参加すれば「なにするかわからない」という状態にならずに社会経験を積めます。
たくさんの企業を知れば自分の軸が定まり、自分に合った企業が見つかりやすいです。
また、実体験によって企業の雰囲気を肌で感じられ、理解度も格段に上昇します。
なにするか迷ったらやるべきこと(3)就職エージェントの利用
なにするか迷ったら就職エージェントに相談するのがおすすめです。
就職エージェントとは最新の就活市場や選考対策に精通したプロが、就活のサポートをしてくれるサービス。
面接官は年上が多く、年上の社会人と話す機会が少ないからこそ積極的に利用したいサービスです。
選考対策のアドバイスをもらえるだけではなく、コミュニケーション力やビジネスマナーの向上に役立ちます。
書類の添削によって文書力が向上し、論理的な文章や的確な面接の受け答えができるようになります。
まとめ〜なにするか迷ったら時期に関係なくできることを〜
本記事では就活スケジュールや時期ごとの準備・選考でやること5つ、なにするか迷ったらやるべきこと3つを紹介しました。
就活でなにするか迷った場合は、時期に関係なくできる以下のことを始めてみてください。
- コミュニケーション力とビジネスマナーの向上
- 複数のインターンシップに参加
- 就職エージェントの利用
コミュニケーション力とビジネスマナーを身につけている就活生は稀です。
先輩社会人と話す機会も少ないため、経験しておくことで他の就活生と大きな差別化を図れます。
コロナ禍がの落ち着きと企業が労働人口減少を見据えて若い人材を欲しがっていることから、就活の早期化が顕著です。
就活を成功に導くコツは「とにかく早めに行動すること」。
初めての就活でなにするかわからないと思いますが、納得した企業で働くためにできることから始めましょう。
就活で困ったら就職アドバイザーに相談してみよう
就活でなにするのか、なにから始めるのかについて、ご理解いただけましたか。
なにするか困ったときや面接対策で悩んだときは、就職アドバイザーに相談するのがおすすめです。
近年、就活の早期化により第一志望から内定をもらう難易度は上がっています。
初めての就活でわからないことが多い就活生が、スケジュール管理や選考対策を進めるのは難しいもの。
就職アドバイザーは最新の就活市場や選考対策などに精通しており、効率良く就活のサポートをしてくれます。
就職アドバイザーの中でおすすめしたいのが『JOBマッチ』です。
無料でサービスを受けられ、費用の心配やアルバイトを増やす必要がないところが嬉しいです。
LINEで気軽に相談できますし、九州の就活生を中心にアドバイスや企業紹介などを10年以上行っています。
「選考対策が不安」「何から始めるか決まらない」という就活生は、背中を押してもらえるチャンスです。
本記事と『JOBマッチ』を最大限に活用して、不安な就活を成功に導きましょう。
「納得した企業で働きたい!」という就活生は『JOBマッチ』の利用をぜひ検討してみてください。