就職活動のインターンシップとは?メリットや1day体験について解説!
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就職活動を成功させるために、インターンシップに参加しよう!

就職活動を進める中でインターンシップに参加しておいた方が良いという声をよく聞きます。しかし、インターンシップに参加する目的やメリットがよく分からないという人も多いのではないでしょうか。インターンシップに参加しようにも、どこに参加すべきか迷ってしまいますよね。

就活生の無料相談支援を行っている「JOBマッチ」を担当している私がこの記事を担当し、就職活動におけるインターンシップの目的やメリットを解説します。1day体験についても紹介するので、インターンシップについて知りたい人は参考にしてみてください。

目次

就職活動のインターンシップとは?

就職活動のインターンシップとは?
就職活動におけるインターンシップとは、社会に出る前の職場体験のこと。業界や企業を詳しく知るために、在学中に定められた期間内で企業に通います。

実際に働いている人の声を聞けたり、実際の仕事の様子を見られたりと、インターンシップに参加すると多くのメリットを享受できるでしょう。一般的にインターンシップは数週間~1か月程度で実施されますが、2020年にコロナ感染症が流行して以来、数日~1週間程度の短期で行う企業も増えてきました。

就職活動でインターンシップに参加する目的は?

就職活動でインターンシップに参加する目的は?
実際に多くの就活生がインターンシップに参加しています。どんな目的があって参加を決めているのでしょうか。

以下では、就職活動の一環でインターンシップに参加する目的について解説します。

業界や企業の理解を深めるため

就職活動の一環としてインターンシップに参加する理由で多いのが、業界や企業の理解を深めるためです。「百聞は一見に如かず」という言葉があるように、インターネットや求人情報だけでは分からない企業の中身をインターンシップで発見するのが狙いです。

業界の立ち位置、実際にどんな仕事をしているのか、働く人はどんな気持ちで取り組んでいるのかを直接肌で実感することで、業界や企業の理解を深めようとしています。

就職活動の予行演習のため

就職活動で予行演習をするためという目的もあります。

就活生にとって社会とは、正に未知の世界なので、何も知らずに就職活動に挑むより、社会のことを知っておくことで多少の余裕が生まれます。

緊張しやすいタイプの人は、インターンシップを通じて面接の予行演習代わりとしていることも。また、グループワークを取り入れているインターンシップでは、人前で発言する練習にも役立ちます。

自己分析に活かすため

インターンシップへの参加を通じて、自己分析を深めることができる狙いもあります。

自己分析は就職活動において、自分の価値観やモチベーションの源泉を把握するのに最適なやり方の1つですが、1人で自己分析をしてみたところで「自分は本当にこんな自分なのだろうか」と悩んでしまう人は少なくありません。

しかし、就職活動が本格化する前に複数のインターンシップへ参加することで、自分がどんな業界に向いているのか吟味することができます。また、グループワークでは自分の立ち位置を判断し、それを自己分析に活かすことも可能です。

就職活動でインターンシップに参加するメリットは?

就活でインターンシップに参加するメリット
就職活動でインターンシップに参加するのは、どのようなメリットがあるのでしょうか。

以下では、インターンシップに参加するメリットを解説します。「インターンシップが面倒だな」「参加するのに本当に意味があるのかな」と感じている人は、参考にしてみてください。

入社後のイメージが掴みやすくなる

インターンシップに参加する大きなメリットは入社後のイメージが掴みやすくなることです。

例えば専門性の高い技術職の場合、どんな機械を用いて、どんな手順で製品が完成されるのかなど理解を深めることができます。

現場で働く人たちの話を聞きながら、自分にできるのかを含め、考えるきっかけとなるでしょう。

人脈づくりができる

インターンシップで人脈づくりができるのもメリットの1つです。

インターンシップで人事や先輩の印象に残れば、面接が有利に進むことも期待できます。また、グループワークなどを通じて、他の就活生と情報交換ができるのもポイントです。

インターンシップでは大学や大学院、アルバイトとは違う貴重な体験ができる場です。1人の先輩との交流をきっかけに、他の同僚や先輩、上司を紹介してもらえるかもしれません。また、就活でのヒントを得られるようなセミナーへのイベントを紹介してもらえることも。

このように、インターンシップでの1人の出会いから、たくさんのことを得られることが大きなメリットになります。

興味のある業界・企業を見つけられる

興味のある業界・企業を見つけられる
企業説明会や就活イベント、OB・OG訪問などで話を聞く機会はあるものの、説明だけでは十分に理解できないことも多々あります。そんなときに便利なのがインターンシップです。

中でも仕事内容については、実際に体験することで印象が大きく変わることがあります。できそうだと思っていたことが「難しい」となる場合もありますし、反対に難しいと感じていたことが「これならできそう」となるパターンも。インターンシップは、入社後の「こんなはずではなかった」といったギャップを防ぐ役割があります。

ビジネススキルが身に付く

インターンシップの期間によってはビジネススキルが身に付きます。長期になればなるほど、パソコンスキルや挨拶の基本、立ち居振る舞いなどを教わることができます。

面接で大事なのは質問に対する受け答えだけではありません。表情や姿勢、服装、返事の仕方などのビジネススキルも採点基準のひとつです。インターンシップで得たビジネススキルは、就職活動の面接でも役に立つでしょう。

面接が有利になる場合がある

インターンシップに参加した企業の場合、一次面接を免除させてもらえることがあります。ただし、これについてはすべての企業に当てはまるわけではありません。事前にしっかりリサーチしておきましょう。

また、インターンシップで良い実績を収めた場合、内定をもらえるパターンも。これを「職種別内定直結型インターン」といい、いわば優秀な就活生に与えられる優遇ルートです。このようなタイプのインターンは、優秀な人材を早めに確保したい大手企業に導入されている傾向があります。

1日から参加可能な1day体験とは?

1日から参加可能な1day体験とは?
近年では、コロナ感染症の影響により、1日などの短期でインターンシップを開催している企業もあります。長期インターンよりも短期のインターンに興味がある場合、1day体験に参加してみるのも良いかもしれません。

以下では、インターンシップの1day体験について解説します。

1day体験の仕事内容

1day体験のインターンシップの仕事内容はさまざまです。営業の場合は先輩に1日同行し、商談の流れや営業の心構えを聞くことができます。また、オフィスワークでは、実際に使用しているシステムに触れられる機会もあるでしょう。

1day体験は応募資格を設けていないことが多く、誰でも気軽に参加できるのがメリットです。

1day体験の選び方

1day体験の選び方のポイントは以下の通りです。

  • 業界・企業で選ぶ
  • プログラム内容で選ぶ
  • 実施期間で選ぶ

興味がある業界や企業に的を絞れているなら、その範囲内で探すのが良いでしょう。

特に興味のある業界や企業が絞れていない場合、グループワークや職業体験といったプログラム内容で選ぶのもおすすめです。もちろん、学業やアルバイトなどで日程が調整しにくい場合、実施期間の中で選んでも問題ありません。

1day体験のインターンシップは気軽に参加できるものが多いため、自分の都合や希望を優先させながら選びましょう。

まとめ

まとめ
今回は就職活動におけるインターンシップについて解説しました。

就職活動が本格化する前にインターンシップの参加を迷っている人も多いと思いますが、インターンシップでは入社後のイメージを掴みやすくなりますし、人脈を広げられるといったメリットが多数あります。また、インターンシップは業界や企業の理解を深められる他、就職活動の予行演習にも効果的です。

近年ではコロナ感染症の影響により、1day体験という短期のインターンシップを導入する企業も珍しくありません。1day体験は応募資格のハードルも低く、誰でも気軽に参加できます。インターンシップへの参加を迷っている人は、まずは1day体験から応募して就職活動をスタートさせましょう。

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