やりたいことがない就活生のお悩み解決!見つけ方、面接やESの答え方を解説
やりたいことがない就活生のお悩み解決!見つけ方、面接やESの答え方を解説
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やりたいことがない就活生必見!具体的な見つけ方と面接対策

学生①
将来やりたいことがない…

学生②
やりたいことってどうやって見つけたらいいの?

やりたいことがないまま就活を進めていくと、企業選びの軸が定まらず、効率的に活動できなかったり、面接やESで上手くアピールできなかったりする課題が生じます。本記事では、就活中にやりたいことがない状態から自分に合った仕事を見つける方法や、そのような状況での効果的な就活の進め方を詳しく解説します。

今回は、新卒の就活生へ向けた求人紹介エージェントの「JOBマッチ」を担当する私が、就活でやりたいことがないという悩みについて解説します。また、面接やESでの具体的な対応方法も紹介しているので、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

目次

やりたいことがないのは当たり前?悩む就活生が多い理由

やりたいことがないのは当たり前?悩む就活生が多い理由

悩む就活生が多い理由 就活においてやりたいことがない状況に直面するのは、決して特別なことではありません。むしろ、多くの学生が同じ悩みを抱えているのが現状です。

特に最近では、若者の職業選択の幅が広がり、逆に決断が難しくなっているという背景もあります。また、SNSの影響で「やりたいことを仕事にする」というプレッシャーを感じる学生も増えています。このセクションでは、なぜこのような状況が起きているのか、詳しく見ていきましょう。

なぜ「やりたいことがわからない」と感じるのか

やりたいことがわからないと感じる理由は、主に以下の3つに分類されます。

  1. 社会人の仕事に対する具体的なイメージが持てていないこと
  2. 自己分析が不十分
  3. 完璧を求めすぎる

1つ目は、社会人の仕事に対する具体的なイメージが持てていないこと。学生時代は実際の仕事を間近で見る機会が限られているため、職種や業界への理解が表面的になりがちです。

2つ目は、自己分析が不十分なケース。自分の興味や強みを深く掘り下げていないため、向いている仕事が見えてこないのです。3つ目は、完璧を求めすぎる傾向。「これだ!」という確信が持てないと前に進めない状態に陥っています。

やりたいことがないまま就職するのは悪いこと?

結論から言えば、やりたいことがないまま就職することは決して悪いことではありません。実際、「やりたいことがない」まま入社し、仕事を通じて自分の方向性を見つけた方も大勢います。

むしろ、仕事を始めてから興味の対象が広がったり、新たな目標が見つかったりするケースは珍しくありません。大切なのは、現時点での興味や可能性を探りながら、柔軟に自分のキャリアを考えていく姿勢です。インターンシップや企業説明会への参加を通じて、徐々に方向性を見出していきましょう。

就活でやりたいことがない人が陥りがちな思考とは

やりたいことがない就活生によく見られるのが、「他の人は皆やりたいことが決まっているのでは?」という思い込みです。また、「今すぐ明確な目標を持たなければいけない」というプレッシャーから、焦りや不安を感じる方も多いでしょう。しかし、これらは必ずしも現実的ではありません。

実際の就活では、試行錯誤しながら徐々に方向性を見出していく人が大半です。完璧な答えを求めすぎず、まずは様々な可能性に目を向けることが重要です。自己分析やOB訪問を通じて、自分なりの道を探っていきましょう。

やりたいことを見つける具体的な方法とは

やりたいことを見つける具体的な方法とは

就活でやりたいことがない場合、ただ悩むのではなく、実践的なアプローチが必要です。ここでは、自己分析から始まり、インターンシップ、OB訪問まで、段階的に自分の方向性を見出すための具体的な方法を紹介します。これらの方法を組み合わせることで、自分なりの仕事選びの軸が徐々に見えてくるはずです。

自己分析で過去の経験を振り返る

自己分析は、やりたいことを見つけるための第一歩で、特に注目すべきは、学生時代の経験です。部活動やアルバイト、サークル活動などで、どんな場面に充実感を覚えましたか?例えば、「後輩の指導で達成感を得た」「チームで目標を達成できて嬉しかった」といった経験は、将来の職種選択のヒントになります。

また、「これまでの経験で何を学んだのか」「その経験は今後どう活かせるのか」という視点で振り返ることで、自分の強みや価値観が明確になっていきます。就活エージェントなど、専門家のアドバイスを受けることも効果的です。

インターンシップや企業説明会で仕事理解を深める

やりたいことがない状況を打開するには、実際の仕事を知ることが重要です。インターンシップは、職場の雰囲気や具体的な業務内容を体感できる貴重な機会です。特に、複数の業界や職種のインターンシップに参加することで、仕事の比較検討が可能になります。

就活の企業説明会では、社員の方から直接話を聞くことで、その仕事の魅力や課題を具体的に理解できます。まずは興味が少しでもある分野から参加してみましょう。その経験を通じて、「意外とこの仕事が自分に合っているかも」という発見につながることも少なくありません。

OB訪問で先輩の経験談から学ぶ

OB訪問は、就活でやりたいことがない状況を克服する上で、非常に有効な手段です。先輩社会人の多くは、かつて同じような悩みを抱えていました。「就活時の考え方」「入社後のギャップ」「現在のやりがい」など、リアルな経験談を聞くことで、自分の将来像が具体化しやすくなります。

また、「やりたいことがないまま就職したが、仕事を通じて目標を見つけた」という話も参考になるはずです。質問する際は、「具体的にどんな業務を担当しているのか」「どんな時にやりがいを感じるのか」など、具体的な内容を中心に聞いてみましょう。

仕事選びの軸を設定する

就活ではやりたいことがない状態でも、仕事選びの軸を持つことは可能です。例えば、「人と接する機会が多い仕事がいい」「専門性を身につけたい」「ワークライフバランスを重視したい」といった基準です。これらの軸をもとに、職種や業界を絞っていくことで、徐々に自分の方向性が見えてきます。

また、「やりたくないこと」を明確にするのも有効な方法です。避けたい要素を特定することで、逆に自分が求める要素が浮かび上がってくるでしょう。

やりたいことがないまま就活する際の面接・ES例文

やりたいことがないまま就活する際の面接・ES例文

やりたいことがない状態でも、誠実に自己分析や企業研究を行った経験を基に、説得力のある志望動機を作ることは可能です。ここでは、面接とESそれぞれの効果的な答え方を具体例とともに解説します。ポイントは、現時点での考えや行動を丁寧に説明することです。

【面接の答え方例文】

面接の答え方の例

「入社を決意したのは、御社のインターンシップに参加したことがきっかけです。最初は具体的なやりたいことが見つからず悩んでいましたが、様々な企業研究を行う中で、『人々の生活に直接貢献できる仕事がしたい』という軸が見えてきました。特に御社の○○事業に携わった際、お客様の課題を解決し、喜んでいただける経験を通じて、このような仕事にやりがいを感じると実感しました。

また、OB訪問で伺った『入社後も様々な部署を経験できる』というお話に強く興味を持ちました。私は現時点で明確なやりたいことは定まっていませんが、だからこそ、実務を通じて視野を広げながら自分の可能性を探っていきたいと考えています。そのため、充実した研修制度と幅広いキャリアパスを用意されている御社は、私の成長にとって最適な環境だと確信しています。」

 

このように、現在の素直な気持ちと、それに至るまでの過程、そして前向きな姿勢を組み合わせることで、説得力のある回答になります。

【ESの書き方例文】

ES書き方の例

「私は当初、明確なやりたいことを見出せずにいましたが、就活を通じて『人々の暮らしに貢献できる仕事に携わりたい』という想いに至りました。特に、自己分析を進める中で、学生時代のボランティア活動やアルバイトでお客様から感謝の言葉をいただいた経験が、私にとって大きな充実感につながっていたことに気づきました。

御社が手がける○○事業は、まさに私のこの想いと合致します。実際に参加したインターンシップでは、チームで協力しながらお客様の課題解決に取り組む社員の方々の姿に強く共感しました。また、新入社員研修後も継続的な学びの機会が設けられているという点も、私の成長意欲に沿うものです。

現時点では特定の職種にこだわりはありませんが、お客様との接点を大切にしながら、実務経験を通じて自身の適性を見出していきたいと考えています。そのため、社員の自主性を重んじ、様々なキャリアパスを用意されている御社で、私の可能性を追求していきたいと考えております。」

このように、自身の経験や気づきのプロセス、そして志望企業での具体的なビジョンを織り交ぜることで、説得力のあるESが作成できます。

記事まとめ

記事まとめ

本記事では、就活でやりたいことがない場合の対処法や、具体的な見つけ方、面接・ESでの効果的な答え方について解説しました。まずは自己分析から始め、インターンシップや企業説明会への参加を通じて視野を広げていくことが重要です。

また、面接やESでは、現時点での素直な考えを伝えつつ、そこに至るまでの過程を具体的に説明することがポイントです。完璧な答えを求めすぎず、前向きな姿勢で自身の可能性を探っていく姿勢が大切になります。

就活でやりたいことない状態で悩んでいる方は、就活エージェントに相談するのがおすすめです。新卒の就活生を徹底的にバックアップしている「JOBマッチ」では、経験豊富なキャリアアドバイザーが、自己分析から企業選び、面接対策まで親身になってサポートしてくれます。

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