【例文あり】就活面接で完璧主義の性格を短所として答えるポイントを解説!
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完璧主義は言い換えが大事! 短所の伝え方を理解して就活面接を乗り越えよう

就職活動(就活)において欠かすことができないのが面接対策です。面接ではよく短所について聞かれます。短所といえば「心配性」「緊張しやすい」「飽き性」などさまざまですが、完璧主義であることを短所とする場合、どのように伝えるのが正解なのでしょうか。

就活生の無料相談支援を行っている「JOBマッチ」を担当している私がこの記事を担当し、就活で完璧主義の短所を好印象に変えるポイントと答え方の例文を紹介します。最後まで読んで、就活対策に役立ててください。

目次

完璧主義という短所を持つ人の特徴

完璧主義という短所を持つ人の特徴
まずは完璧主義という短所を持つ人の特徴を見ていきましょう。完璧主義な人には以下のような特徴が共通しています。

責任感が強い

完璧主義である人は責任感が強く、与えられた仕事に対して最後まで丁寧に取り組みます。面倒な仕事であっても手を抜いたり、サボったりすることもないでしょう。

その背景にはミスや失敗を過度に恐れてしまう傾向があります。他人にとったら些細なミスでも、いつまでも引きずってしまい、切り替えるのに時間がかかるのです。そのため、ミスをしないよう石橋を叩いて渡る様子は心配性ともいえるかもしれません。

仕事のクオリティーが高い

完璧主義な人は仕事に対するクオリティーが高いです。誰からも評価されないような雑務であっても完璧にこなします。細部にわたって完成度が高いため、周囲からも「この人に任せておけば安心」と厚い信頼を得られるでしょう。

他人にも厳しい

完璧主義な人は責任感が強く、仕事のクオリティーが高い一方、同じことを周囲にも求めてしまいます。

「私ができるのだから、あなたにもできる」と、相手にも厳しく接してしまうことも少なくありません。その上、相手ができないと苛々をぶつけてしまうなど厄介な一面も。完璧であることは悪いことではありませんが、伝え方には注意が必要です。

完璧主義の性格を就活の短所として書くときの注意点

完璧主義の性格を就活の短所として書くときの注意点
完璧主義の性格を就活のESや履歴書で短所として書く場合、どのような点に気を付ければいいのでしょうか。以下では、完璧主義の性格を短所とする際の書き方のポイントを解説します。

得意なことをアピールする

完璧主義と聞くと融通が利かない、頑固などのイメージがあり、短所として書くのに躊躇してしまうかもしれません。しかし、完璧主義の性格を得意なことに結び付ければ、就活では上手なアピールにつながります。完璧主義ゆえに長年続けていること、人から高く評価されたことを挙げるのもいいでしょう。

完璧主義を別の言葉で言い換える

完璧主義という言葉に抵抗があるなら別の言葉で言い換えるのもおすすめです。確かに就活では「短所は完璧主義です」と伝えてしまうと、面接官から「融通が利かなさそう」という印象を与えてしまうかもしれません。

完璧主義の性格は別の言い換えができます。以下で完璧主義の言い換えを一覧でまとめたので参考にしてみましょう。

完璧主義の言い換え一覧
  • 真面目
  • 几帳面
  • 最後まで続ける根気強さがある
  • 心配性
  • 嘘が付けない
  • 細かい所に気が付ける

完璧主義の短所のNG表現

完璧主義の短所のNG表現
就活の面接ではほぼ高確率で長所や短所について聞かれます。特に短所については素直に答えて構いませんが、伝え方を誤ってしまうとマイナス評価に転じてしまう恐れも。どのような答え方がNGとなってしまうのでしょうか。以下では、完璧主義の短所のNG表現について解説します。

会社に不利益を被るような言い方をしてしまう

完璧主義という短所に限った話ではありませんが、会社に不利益を被るような言い方はNGです。

嘘が付けない完璧主義ゆえの性かもしれませんが、相手の印象を悪くしてしまうような発言は避けた方がいいでしょう。「完璧主義な所が欠点で、人にも同じことを押し付けてしまい、人間関係が悪化した経験があります」のような言い方は、入社後も周りと上手くやっていけないのではという不安を与えてしまいます。

具体的なエピソードがない

具体的なエピソードがないのもNGです。長所や短所を就活の面接で伝える際は、必ず根拠となるエピソードを盛り込みましょう。「人から完璧主義と言われるので恐らくそうだと思います」のような答え方では説得力がありません。

どうして完璧主義と言われるようになったのか、思い当たるエピソードがあるはずです。そのエピソードを交えつつ、自分の言葉で伝えましょう。

就活のESや面接で使える例文3つ

完璧主義の性格はESや面接でどのように伝えるのがベストなのでしょうか。以下では、就活のESや面接で使える例文を3つ紹介します。

就活で使える例文①アルバイト

就活で使える例文①アルバイト

私の短所は完璧主義なところです。

 

高校時代からファミリーレストランでアルバイトをしているのですが、特に閉店後清掃では、細かい汚れが気になってしまい、終了予定時間を過ぎても掃除を続けてしまいます。そのため、過去には社員さんや店長を待たせてしまうことが何度かありました。「いつもありがとう」と言葉を掛けてくれますが、私自身としてはもう少し周りに合わせるべきとも思っています。そのことに気付いてからは、気になる掃除箇所は営業中の空いた時間に行うようにしています。

 

御社に入社した際も周りと足並みを揃えて業務に取り組んでいく所存です。

就活で使える例文②部活動

就活で使える例文②部活動

私は完璧主義な性格で、周りにもそれを求めてしまうことがあります。

 

現在はサッカー部に所属し、キャプテンを務めているのですが、大事な大会で実績を残したいと思っていた私は、普段の練習メニューを倍に増やし、それをチームにも求めてきました。裏で不満を言われていることに気付いていましたが、自分がやっているのだから他の人もできると考え、その結果、試合前にチームの人間関係が悪化してしまいました。

 

練習メニューの内容と時間を改善し、何とか人間関係を修復できましたが、このことを経験してからは、周りに完璧を求めすぎるのは良くないと思うようになりました。

 

御社の仕事に興味を持った理由はチームで行う仕事だからです。内定をいただけた際には人の意見にも耳を傾けながら、相手には完璧を求めすぎない。そんな人間関係を築いていけたらと思っています。

就活で使える例文③資格試験

就活で使える例文③資格試験

私の短所は完璧主義であることです。

 

大学在学中に簿記2級の試験に挑戦したのですが、初めて受ける資格と言うこともあり、学習スケジュールを組むことから始めました。その結果、スケジュール通りにいかないと苛々してしまうことがあり、一時は体調を崩してしまう程でした。

 

見かねた母親から頑張りすぎるのも良くないと言われ、それ以降は自分のペースを優先しながら勉強に取り組み、見事簿記2級の試験にも合格できました。

 

御社に興味を持った理由は経理部で最新のシステムが導入されていること、インターンシップで女性の管理職が活躍していることに感銘を受けたからです。もしも内定をいただけた際には、簿記2級の資格を活かしながら自分に与えられた業務に全うしたいと思います。

まとめ

まとめ
就活の面接で短所を完璧主義だと答える際は伝え方に注意が必要です。面接官の印象が悪くならないよう、完璧主義をできるだけ別の言葉に言い換えたり、具体的なエピソードを盛り込んだりと工夫をしましょう。

短所に関する面接対策方法を知りたい人は以下の「就活で短所を聞かれてももう慌てない!内定の取れる面接対策法」もおすすめです。完璧主義を短所とする際に印象が悪くならない方法について記載されています。就活対策の参考にしてみてください。

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