【例文】就活で責任感を長所としてアピールするポイントやNG表現を解説!
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責任感が強い長所のアピール方法を理解して就活を有利に進めよう!

就活の面接では多くの企業が長所や短所について質問してきます。

自己分析をした結果、長所が「責任感が強い」となった場合、自己PRとしてどのようにアピールするべきなのでしょうか。

今回は、新卒の就活生へ向けた求人紹介エージェントの「JOBマッチ」を担当する私が、就活で責任感の強さの長所をアピールするポイントを紹介します。

この記事の後半ではNGの伝え方や例文についても解説しているため、本記事を面接対策に活用してみてください。

目次

責任感の強さを長所に持つ人の特徴

責任感の強さを長所に持つ人の特徴

責任感の強さを長所に持つ人の特徴は以下の通りです。

  • 与えられた仕事を最後までやり遂げる
  • 「報連相」を徹底している
  • 計画通りに行動できる

与えられた仕事を最後までやり遂げる

責任感がある人は、与えられた仕事を最後までやり遂げます。それが例え難しいプロジェクトであっても、反対に誰でもできるような雑用であってもです。

仕事の大小問わず最後までやり遂げる姿勢は、周囲からの信頼獲得にも繋がるでしょう。

責任感が強い人は人望が厚いことでもあるため、積極的にアピールすることで高評価を得られます。

「報連相」を徹底している

責任感が強い人は「報連相」を徹底して行います。

社会では当たり前のことですが、そのような当たり前のことを欠かしてしまう人も多いため、報連相を徹底している人は信頼を獲得できます。

ささいなことでも上司や先輩に報告をする、問題が生じた場合はすぐに相談をする、その真面目な姿勢は入社後も重宝されるでしょう。

計画通りに行動できる

計画通りに行動できるのも責任感が強い人の特徴です。

責任感が強い人は、与えられた仕事を遂行するためにどう行動するべきか、自分で綿密に計画を立ててから行動する習慣があります。

納期に遅れると迷惑がかかる、それにより周囲の信頼を失ってしまうという意識があるからです。

計画を立てる際も、万が一のトラブルに備えて余裕を持って組み込みます。そのため、計画がずれることもなく安定したペースで仕事をやり遂げます

責任感の強さを就活の長所として書くときの注意点

責任感の強さを就活の長所として書くときの注意点

責任感の強さを就活の面接や自己PRで長所としてアピールする際、以下の3つのことに注意しましょう。

  1. 社会が求める責任感に結びつける
  2. 結果も合わせて伝える
  3. エピソードを1つ盛り込む

社会が求める責任感に結びつける

長所の書き方で注意することとしては、社会が求めるレベルの責任感に結びつけることです。

例えば「時間を守る」「服装のルールを守る」「返事をする」などは基本的なので、アピールとしては今ひとつでしょう。

「困難なことがあっても逃げない」「仕事をやり切るために主体的に行動できる」など、向上心の高さを伝えるのがポイントです。

結果も合わせて伝える

責任感の強さをアピールするときは、それによって得た結果も伝えましょう。

「アルバイトで販促活動に取り組み、集客が前年度から2割増えた」のような数値があれば尚良しです。

最後までやり遂げる責任感だけではなく、考えて行動できる主体性も同時にアピールできます。

エピソードを1つ盛り込む

責任感の強さをアピールする際に必要なエピソードは1つあれば十分です。

面接官に熱意を伝えるために複数のエピソードを盛り込む就活生がいますが、エピソードが複数あると却って面接官の混乱を招いてしまいます。

量より質を重視することが大切です。5W1Hを意識し、エピソードの内容も具体的なものにしましょう。エピソードに具体性があることで説得力が増し、面接官からも高い評価を得られます。

責任感の強さを長所とする際のNG表現

責任感の強さを長所とする際のNG表現

責任感の強さを長所とする際のNG表現は以下の通りです。

  • ありきたりすぎる表現
  • 頑固と思われる表現

ありきたりすぎる表現

まずは、ありきたりすぎる表現です。

責任感の強さを長所とする就活生は少なくありません。つまり、多くの面接官が責任感の強さについてのアピールを見聞きすることになるわけです。

そのため、他の就活生が書いているような自己PRでは選考を突破するのは難しいでしょう。

責任感の強さをアピールするときは、他の就活生との差別化を意識するのがポイントです。責任感を「向上心」「几帳面」「努力家」など、他の用語も用いて自分の強みをアピールしましょう。

頑固と思われる表現

責任感の強さのアピールを間違えてしまうと「頑固」という印象を与えてします恐れがあります。

最後までやり遂げる意識は素晴らしいことですが、周りの迷惑を考えずに行動してしまうようでは台無しです。

頑固だと思われないためには「チームが一丸となってやり遂げた」のように、周りと協力したエピソードを盛り込むといいでしょう。

また、頑固を短所とすると長所との一貫性が深まり、責任感の強さが際立ちます

就活のESや面接で使える例文3つ

就活のESや面接で使える例文3つ

就活のESや面接で長所をアピールする際に使える例文を3つ紹介します。アピール方法で迷ったら以下の長所の例文を活用してみてください。

  • 就活で使える例文①アルバイト
  • 就活で使える例文②部活動
  • 就活で使える例文③資格取得

就活で使える例文①アルバイト

就活で使える例文①アルバイト

私の長所は、責任感の強さです。

 

飲食店でアルバイトをしていますが、コロナ渦でお客様が減っただけではなく、アルバイトも次々と辞めてしまいました。求人を出しても当然集まるはずはなく、私は店長にSNSを使って求人を出すことを提案しました。

 

店長はSNSに慣れていないため、私が担当し、実際の職場の風景を動画にして配信したところ、主婦や学生の応募がコロナ前から10名以上増加。動画作成は趣味程度でしか使ったことがなく、コロナで応募が集まるか不安でしたが、担当して良かったと思いました。

 

御社で採用された場合、私は広報を志望しています。アイデアを提案することはもちろん、難しい仕事にも積極的にチャレンジしたいです。

就活で使える例文②部活動

就活で使える例文②部活動

私の長所は、一度決めたことを最後までやり抜く責任感の強さです。

 

中学からバレーボール部に所属しており、セッターを任されています。手首でボールを押し返す強さや柔軟性が必須になってくるので、毎日欠かさず筋トレや体幹トレーニングを行ってきました。

 

また、セッターはアタッカーにトスを上げるだけではなく、試合の流れをコントロールする役割があると思っています。そのため、トスを上げる際は誰よりも大きな声を出すことを徹底し、チームワーク向上にも貢献してきました。その結果、高校時代には県の最優秀選手に選ばれた経験もあります。

 

一度決めたことは絶対に諦めず取り組むことは私自身のモットーです。コツコツ努力を重ね、御社の売上向上にも貢献していきたいです。

就活で使える例文③資格取得

就活で使える例文③資格取得

私は自分で決めた目標を計画を立ててやり抜けることが長所です。

 

銀行員である母の影響で私も金融関連の業界に就職すると決めていました。大学に入り、経済学を学ぶうちに保険の仕事に興味を持つようになり、在学中にFP2級合格という目標を立てました。

 

一般的な合格時間を調べ、そこから合格までの計画を逆算し、勉強を進めてきました。学業との両立は意外に困難で、何度も挫けそうになりましたが、無事に一回の試験で合格を果たすことができました。支えてくれた母や同じ学部の先輩のサポートがあってこそだと思っています。

 

御社に入社できた際も、与えられた仕事を果たすために計画を立てて最後まで責任を持ってやり抜く所存です。

まとめ

まとめ

本記事では長所として責任感の強さを就活でアピールするためのポイントを解説しました。

責任感が強いことは与えられた仕事をやり抜くだけではなく、報連相を徹底していたり、計画通りに物事を進められたりといった特徴があります。

いずれも社会で活躍する上では重要なスキルであり、上手にアピールできれば高評価を得られるでしょう。

就活のESや面接で長所を効果的に伝えたい方は、以下の記事も参考にしてください。

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