【例文あり】就活で緊張しやすい性格を短所として答えるポイントを解説!
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「緊張しやすい」短所の伝え方を理解して就活面接を乗り越えよう

就活の面接であなた自身の「長所や短所」を聞かれることは多いですが、どのように答えるのがベストなのか、迷ってしまう人は多いのではないでしょうか。特に短所のような質問では、伝え方を誤ってしまうと面接官の印象が悪くなるのではと心配になるのも無理はありません。

就活生の無料相談支援を行っている「JOBマッチ」を担当している私がこの記事を担当し、就活で緊張しやすい性格の短所を好印象に変えるポイントと答え方の例文を紹介します。最後まで読んで、就活対策に役立ててください。

目次

緊張しやすいという短所を持つ人の特徴

緊張しやすいという短所を持つ人の特徴
緊張しやすいという短所を持つ人はどのような特徴があるのでしょうか。以下では、緊張しやすい人に見られる共通の特徴を解説します。

コミュニケーションが得意ではない

緊張しやすい人は基本的にコミュニケーションが得意ではありません。

  • 人がいる前で発言をする
  • 人に対してプレゼンを行う

これらはすべて自分以外の人間がその場にいることが前提です。

緊張しやすい人は人がいる所だと上手に話せなくなってしまうため、自然と自分からコミュニケーションを必要とする場面を避けてしまいます

本番に弱い

本番に弱いのも緊張しやすい人に見られる特徴です。部活の試合や発表会など、人に見られていたり、結果が付いていたりする場面には殊更弱いでしょう。どんなに練習を繰り返していても、本番になると成果を発揮できないことも少なくありません。

就活の面接など緊張しなくて大丈夫と周りから言われても、自分の感情をコントロールすることなど不可能に近く、逃げ出したいとさえ思ってしまいます。

責任感が強く真面目

就活の面接で緊張しやすい人は責任感が強く真面目な人が多いです。そもそも緊張してしまうのは、失敗したらどうしようという真剣な想いが裏にあるからです。

責任感が強いからこそ成功させたい気持ちも人一倍強く、その感情が緊張となって表れてしまいます。また、緊張しやすいことを「責任感が強く真面目」と言い換えることも可能です。ネガティブに捉えず、長所として考えれば面接官にもアピールしやすくなります。

緊張しやすいという性格を就活の短所として書くときの注意点

緊張しやすいという性格を就活の短所として書くときの注意点
緊張しやすいという性格を短所として書く際はどんな点に注意すればいいのでしょうか。以下では、緊張しやすい性格を書く際のポイントを解説します。

短所を克服するために努力している点を挙げる

就活で緊張しやすいという性格を短所にするのは特別問題ありません。面接で重要視されるのは短所そのものではなく、自分の短所とどう向き合っているかです。

今回のように緊張しやすい性格であれば、緊張を抑えるために工夫していることなどを積極的に挙げましょう。

エピソードを交えると説得力が増す

自分の短所を説明する際は、エピソードを交えると説得力が増します。どんな場面で緊張しやすいのか、直近の体験を盛り込むのがポイントです。

ESや履歴書に記入する場合はスペースが限られているため、なるべくシンプルな言い回しを心掛けましょう。面接で短所について質問されたときは、まずは短所の結論から話すこと。そうすることで聞き手はエピソードの全体像をイメージしやすくなります。

緊張しやすいという短所のNG表現

緊張しやすいという短所のNG表現
緊張しやすいことを短所にする場合、伝え方を誤ってしまうと面接官の印象が悪くなってしまうかもしれません。どんな伝え方がNGとなってしまうのでしょうか。以下では、緊張しやすいことを伝える際のNGポイントを解説します。

ネガティブに捉えすぎている

どんな短所にも言えることですが、自分の短所をネガティブに捉えすぎるのはNGです。

  • 人前に緊張せず出られる友人を羨ましく思っている
  • なるべく緊張しないよう人前に出ることを避けている
  • この性格は直らないと諦めている

このような答え方は好ましくないため注意しましょう。

できない業務を主張する

「人前に出るような部署への配属は止めてください」のような自分勝手と捉えらえる主張はNGです。自分の短所を分かっていながらも、社会に出ても直す気がないと判断されてしまいます。

事務や総務などの裏方であれば人前に出ることはないだろうと思われがちですが、裏方の仕事であっても人とのコミュニケーションは必須です。緊張しやすいことを盾にできないと主張するのは避けましょう。

就活のESや面接で使える例文3つ

ここからは就活の面接やES、履歴書などで活用できる例文を3つ紹介します。短所の伝え方がいまいちよく分からないという人は参考にしてみてください。

就活で使える例文①大学のゼミ

就活で使える例文①大学のゼミ

私の短所は、人前で話す場面になると緊張してしまうことです。

 

大学2年生のゼミ合宿でプレゼン発表があったのですが、20人程の学生を前に頭が真っ白になってしまいました。当時の発表がうまくいかなかったことがとても悔しく、次こそは失敗したくないと決意した私は、翌年のゼミ合宿の前には台本を作って発表に備えて練習を繰り返しました。多少の緊張はありましたが、それでも初めてのときと比べたら上手に話せた方だと思います。

 

今回御社では総務を志望しています。総務ではプレゼン発表の機会は少ないと思っていますが、できるだけ他部署の人とも積極的に関わりながら人間性を磨いていく所存です。

就活で使える例文②部活動

就活で使える例文②部活動

私の短所は悪いことを過度に考えてしまうことです。

 

高校時代にバレーボール部に所属していたのですが、大事な試合が近付くと緊張から眠れなくなることがよくありました。試合で失敗したらどうしようと心配する気持ちが自分をそうさせてしまうことに気付き、想定できる失敗をノートに書いてまとめることにしました。

 

結果として失敗してもノートに書いてあることを思い出し、実行していると緊張がいくらか和らいでいることに気付きました。

 

御社に入社した際も過度に緊張してしまわないよう、自分なりに工夫しながら業務を覚えていきたいと思います。

就活で使える例文③プライベート

就活で使える例文③プライベート

私は緊張しやすいところが短所です。

 

幼少期から初対面の人と話すのが苦手で、打ち解けるのに時間がかかってしまいます。しかし、中学生のときにこのままでは良くないと気付き、なるべく人と接する機会の多い場所に参加するようにしています。

 

高校では人数の多い吹奏楽部に所属し、違う学年の人とも積極的に話すことを心掛けてきました。今も初対面の人が多い場所では緊張しますが、幼少期の頃のような苦手意識は克服できたと思っています。おかげで人からは「聞き上手だね」と言われるようにもなりました。

 

この聞き上手のスキルを活かして、御社では販売の仕事に挑戦したいと思っています。

まとめ

まとめ
今回は就活で緊張しやすい性格の短所を好印象に変えるポイントと答え方を例文付きで解説しました。就活で緊張しやすいことを短所にするのは問題ありません。大切なのは改善に向けて努力しているという姿勢を見せることです。

短所に関する面接対策方法を知りたい人は以下の「就活で短所を聞かれてももう慌てない!内定の取れる面接対策法」もおすすめです。就活生にとって有益な情報について書かれているのでぜひチェックしてみてください。

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