【例文あり】考えすぎる性格を短所として就活面接で答えるポイントを解説!
  • URLをコピーしました!

考えすぎるという短所の特徴や書く際の注意点を把握しよう

就活では企業側から「あなたの短所は何ですか?」と、必ずと言っていいほど聞かれます。就活の自己分析をしてみた結果、自分の短所が考えすぎてしまうのが短所だと気付いた場合、どのように面接で伝えるのが最適なのでしょうか。

就活生の無料相談支援を行っている「JOBマッチ」を担当している私がこの記事を担当し、就活で考えすぎてしまうのが短所だと伝える際のポイントを例文付きで解説します。最後まで読んで参考にしてみてください。

JObマッチの案内PC版
JObマッチの案内SP版
目次

考えすぎるという性格を持つ人の特徴

考えすぎるという性格を持つ人の特徴
短所が考えすぎてしまうという人には共通する特徴があります。

以下では、考えすぎる人に共通する特徴を4つ解説します。

  1. 心配性
  2. ネガティブ
  3. 責任感が強い
  4. 視野を広く持てる

心配性

考えすぎる人は心配性な点があります。そのため些細なことが気になったり、心配事が多くて常に疲れている人は要注意。過度なストレスを抱えている恐れがあります。

「面接で苦手な質問をされたらどうしよう」「提出した履歴書に誤字があったかもしれない」と気になりだすと止まらなくなってしまうのは、考えすぎる人によく見られる特徴の1つです。

ネガティブ

いろいろなことが気になりネガティブになってしまうのも、考えすぎる人に共通しています。

「いつも慎重に行動しているね」のような何気ない一言を「自分は仕事が遅くて迷惑を掛けているかもしれない」と解釈し疑心暗鬼になってしまいます。さらにそこから「どうすれば嫌われなくなるのか」と考えてしまうため、負のループからなかなか抜け出せません。

責任感が強い

今直面している問題にしっかり向き合っているがために何事においても、考えすぎてしまいやすいという特徴があります。言い換えれば「責任感の強さ」の表れです。

ただし、考えすぎるがゆえに結論を出すまでに時間が掛かったり、迷いが生じたりすることがあるかもしれません。それでも与えられた仕事に誠実に向き合い、成し遂げようとする姿勢は良い印象を与えるため評価に繋がることでしょう。

視野を広く持てる

考えすぎる人は視野を広く持つことができます。物事ひとつに対し、あらゆるパターンを想定するからです。

例えば、企業で会議を行うときでも「Aのパターンだとこのようなリスクが考えられます」と、人と違った視点から発言できるでしょう。営業でも「こんなメリットがあります。だけどこんなデメリットもあります」と、視野の広さを活かしたプレゼン能力を発揮します。

就活の履歴書やESで短所を書く際の注意点

就活の履歴書やESで短所を書く際の注意点
就活の履歴書やESで短所を書く際、素直に記入してしまうと企業からマイナスイメージを持たれてしまうかもしれません。とはいえ、誰にでも短所はあるため、企業も短所の内容で合否を決めることはまずありません。

ポイントは自分の短所とどう向き合っているか、自分で対策をしているかどうかです。以下では、就活の履歴書やESで短所を書く際の注意点を解説します。

  • 考えすぎてしまう理由を明確にする
  • 短所を含めて自分を上手にアピールする

考えすぎてしまう理由を明確にする

まずは考えすぎてしまう理由を明確にすることです。

自分の短所を伝える際は「私の短所は考えすぎるところです」と結論から書くのが一般的ですが、それに結びつく理由がなければ面接官にも伝わりません。そのため、実際の経験を根拠に「考えすぎる性格」の理由を伝えられるようにしておきましょう。

「何となく」と漠然とした理由が一番NGです。心配性からくるものなのか、それとも人の目を気にしてしまう性格なのか、履歴書やESにはしっかり理由を記載しましょう。

短所を含めて自分を上手にアピールする

考えすぎてしまう短所をそのままにしておかないのも大事なポイントです。

まずは考えすぎてしまう短所を客観視すること。

例えば、先述したように責任感の強さは社会で必要なことなので、その辺りを上手にアピールできるといいでしょう。考えすぎる性格が企業でどう活かせるのかを伝えられれば、面接でも高い評価につながりやすくなります。

考えすぎるという短所のNG表現

考えすぎるという短所のNG表現
考えすぎるという人は心配性でネガティブな一方、責任感の強さや視野を広く持てることはポジティブポイントとなります。面接で大事なのは考えすぎるという自分の短所を悪い方に捉えてしまわないことです。

以下では、考えすぎるという短所のNG表現を解説します。

  • 仕事のスピードが遅い
  • ミスをいつまでも引きずってしまう

仕事のスピードが遅い

考えすぎる人は心配性であるがために、「これで大丈夫だろうか」「ミスはないか」と、心配事がある度に仕事の手が止まってしまいます。

このように考えすぎるがゆえに仕事のスピードが遅いと言い切ってしまうと、企業から「この人は採用しない方がいいのでは」と思われてしまうでしょう。

とくにスピードや決断力が求められるような業界や職種の場合は伝え方に要注意です。

ミスをいつまでも引きずってしまう

考えすぎてしまう人は些細なミスをいつまでも引きずってしまいます。成績が悪かった、失恋した、バイトで失敗したなど、重なってしまうとついついネガティブな思考に陥ってしまうことでしょう。

しかし、ミスをいつまでも引きずってしまうという言い方は、面接の場では好ましくありません。

それではいつまで経っても責任のある仕事を任せられないからです。叱るたびに落ち込まれてしまい早期退職を招いてしまうと、企業側からも敬遠されてしまいます。

就活のESや面接で使える例文3つ

就活のESや面接で使える例文3つ
短所が考えすぎてしまうところだと実感している場合、面接ではどのように伝えるのがベストなのでしょうか。以下では、就活の面接で考えすぎる人の短所の伝え方を例文を交えて解説します。

自分自身のエピソードを具体的に盛り込むことが大切なため、企業側に伝わりやすくなるように3つの例文を参考に実践してみてください。

  1. 就活で使える例文①大学のゼミ
  2. 就活で使える例文②資格取得
  3. 就活で使える例文③アルバイト

就活で使える例文①大学のゼミ

就活で使える例文①大学のゼミ

私の短所は、細かいことを考えすぎるところです。

 

大学のゼミ合宿でスケジュール作成を担当していたのですが、心配性な私は分刻みのスケジュールを作成してみんなに提案しました。すると、そのスケジュール表を見たメンバーから分かりにくいし、分刻みのスケジュールは無理があると注意を受けました。

 

見返してみてもその通りだなと思った私は、周りのメンバーの意見も取り入れながら大まかなスケジュールに組み替えました。そのスケジュールを再度提案したところ、メンバーの反応が良く、実際のゼミ合宿もスケジュールに捉われずみんなで楽しく過ごせました。

 

この経験があってからは、考えすぎる前に人の意見を参考にしようと決めています。

就活で使える例文②資格取得

就活で使える例文②資格取得

私の短所はネガティブに考えすぎてしまう癖があるところです。

 

最近では昨年簿記検定2級に挑戦しましたが、結果は不合格でした。自信があっただけにひどく落ち込んでしまい、再チャレンジを諦めてしまうほどでした。それを友人に相談したところ、諦めてしまうなんてもったいないと強く励ましてもらい、もう一度受験することを決意しました。

 

それからは、同じ失敗は二度としないと決意し、苦手な分野を徹底的に勉強した結果、前回で合格することができました。自分のネガティブに考えすぎるところを克服し、再度チャレンジできたことは私の自信になったと思います。

 

御社でも失敗をしてもネガティブに考えるのではなく、苦手な仕事にも積極的にチャレンジしていきたいです。

就活で使える例文③アルバイト

就活で使える例文③アルバイト

私の短所は考えすぎてしまうところです。

 

高校生から飲食店でアルバイトをしているのですが、心配性がやや過ぎるところがあり、ミスがないかと発注の際も何度も確認作業を繰り返し、後の業務に支障が出てしまうことが何度かありました。

 

もう少し周りの状況を見た方がいいと店長からアドバイスをもらい、そこから確認作業は多くても2回までと決めています。また、周囲の状況を見ながら作業を行うことで、自分のペースを確認しています。

 

御社に入社した際も確認作業は行いながらも、視野を広く持ち状況を読み取り、活躍していきたいと思います。

まとめ

まとめ
短所が考えすぎる人は就活での伝え方に注意しましょう。責任感がある、視野を広く持てるといった長所に言い換えることができるため、考えすぎてしまう性格は決して悪いことではありません。

就活で短所を聞かれると答えにくいと感じる就活生も多いですが、次のページでは実際に「就活で短所を聞かれてももう慌てない!内定の取れる面接対策法」をまとめています。具体的な面接対策方法を記載しているのでぜひこちらも参考にして、就活の選考に勝ち抜くためのヒントをチェックしてみましょう。

あわせて読みたい
就活面接で失敗しない短所の答え方!プロが教える面接対策方法 就活の面接の場面で、定番の質問である長所と短所。その中でも、「自分の短所を伝えるのって印象悪い...?」「どう伝えたらいいか分からない...。」といった就活生も多い...
目次