【例文あり】就活の面接で継続力を長所とする注意点やNG表現を解説!
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継続力という長所をアピールするコツを理解して就活面接を突破しよう

就活の面接では自分の強みや弱みを質問されることが多いです。自己分析をした結果、自分の強みが継続力だと分かった場合、どう答えるのが最適なのでしょうか。どこまでアピールしていいのか、エピソードはあった方がいいのかなど迷ってしまいますよね。

就活生の無料相談支援を行っている「JOBマッチ」を担当している私がこの記事を担当し、就活で長所が継続力だとアピールする際の注意点やNG表現を解説します。記事後半では自己PRに使える例文も紹介していますので、就活対策に活用してください。

目次

継続力のある人の特徴

継続力のある人の特徴
まずは継続力のある人の特徴を見ていきましょう。継続力がある人は以下のような特徴が見られます。

  • 粘り強い
  • コツコツと努力できる
  • 現状維持が得意

粘り強い

継続力のある人は粘り強く、最後まで困難と向き合える耐性があります。

そもそも仕事をする上で困難やトラブルは付きものです。そんな中でも最後までやり遂げる継続力は上司や先輩からも重宝されるでしょう。

新卒の離職率は30%と言われています。しかし、粘り強い人はすぐに音を上げることもなく、ひとつの企業で長く働いてくれるという期待も持たれやすいです。

コツコツと努力できる

コツコツと地道に努力できるのも継続力がある人の特徴です。新卒入社の場合、右も左も分からず、戸惑うことの連続です。しかし、継続力がある人はマニュアルを自ら広げたり、先輩に質問したりと、率先して仕事を覚えようとします。

このようなひたむきさは仕事においても高評価となるため、積極的にアピールした方がいいでしょう。

現状維持が得意

継続力がある人は仕事で手を抜くようなことは絶対にしません。そのため、仕事の質を一定に保つことができる現状維持が得意分野でもあります。

例えトラブルが発生しようとも、動じることもせず現状をキープし続けます。その結果、業務が滞ることもなく「あの人に任せておけば安心」という信頼感につながるでしょう。

継続力を就活の長所として書くときの注意点

継続力を就活の長所として書くときの注意点
継続力を就活の長所として書く場合、どのようにアピールするのが正解なのでしょうか。以下では、継続力を就活の長所として書くときのポイントを3点紹介します。

  • 継続力についての根拠も説明する
  • 当たり前のことはアピールしない
  • 継続力が仕事にどう活かせるかが大切

継続力についての根拠も説明する

継続力を長所として書く際はその根拠も説明しましょう。単に「継続力が強みです」とするだけでは説得力に欠けてしまいます。

具体的には何を何年くらい続けていたのか、続けた結果どうなったのかなどをエピソードとして盛り込むのがポイントです。企業としても入社後の活躍をイメージしやすくなるでしょう。

当たり前のことはアピールしない

継続力を就活の長所として書く際、当たり前のことはアピールしない方が無難です。例えば「大学の授業を休んだことがない」「アルバイトを1年続けている」といったような多数の人がクリアできるようなことは継続力としてアピールしない方がいいでしょう。

他の人なら挫折してしまいそうなこと、続けるのが困難だと思われているようなことをアピールするのが効果的です。

継続力が仕事にどう活かせるかが大切

自分が持つ継続力を仕事でどう活かせるかを上手にアピールしましょう。企業が求めている人物像と、自分が強みとしている継続力がマッチしていれば、面接官の印象も良くなります。

例えば営業なら粘り強さが武器になりますし、コツコツ努力する姿勢は研究職や事務職に活かされるでしょう。

継続力を長所とするときのNG表現

継続力を長所とするときのNG表現
継続力を長所とするとき、伝え方を誤ってしまうと面接官からの評価が下がってしまいます。また、長所は短所の裏返しという言葉もあるように、場合によっては短所と捉えられてしまうため注意しましょう。

頑固と捉えられる表現

頑固と捉えられてしまうような表現はNGです。融通が利かない人、扱いにくい人といった印象を与えてしまいます。

以下のような表現は却ってマイナス評価になることがあるので要注意です。

  • 決めたことを最後までやり遂げるために、周りに止められてもやり続けた
  • 周りが違うことをしていても、自分の信念を曲げたくないので従来の方法でやり抜いた

    仕事が遅いと捉えられる表現

    仕事が遅いと捉えられるような表現もNGです。周りと足並みを揃えられない人、仕事に支障をきたすような人という印象を与えてしまいます。

    「時間切れと言われても最後までやり通した」のような言い方だと、単に時間が掛かってしまうだけの人と思われてしまうでしょう。継続力を長所としてアピールする際は、結果を残してこそ高評価につながります。

    就活のESや面接で使える例文3つ

    就活の面接では継続力をどのようにアピールするのが正解なのでしょうか。以下では、就活のESや面接で使える例文を3つ紹介します。

    就活のESや面接で使える例文①アルバイト

    就活のESや面接で使える例文①アルバイト

    私は一度決めたことを最後までやり遂げる継続力が長所です。

     

    大学に入ってから家庭教師のアルバイトをしているのですが、担当生徒が苦手としている英語の成績を40点以上上げた経験があります。無理に学習内容を詰め込むのではなく、生徒が理解できるよう何度でも復習を繰り返したり、集中力が下がったときには適度にリフレッシュしたりと工夫して指導にあたりました。

     

    その後、格段に成績が上がったことは生徒の笑顔にも繋がり、自分の自信もアップしました。御社に入社した際も、結果が出るまで力を発揮したいと思います。

    就活のESや面接で使える例文②資格取得

    就活のESや面接で使える例文②資格取得

    私の長所はコツコツ努力を続けられる継続力がある点です。

     

    父が会計士ということもあり、将来は経理に携わりたいとずっと考えていました。簿記2級を大学時代に取得することを目標としていましたが、なかなか勉強が思うように進まず、初めての試験は不合格となってしまいました。

     

    この悔しさをバネにしながら勉強方法を改善しようと思い、苦手分野の学習を重点的に行って、得意な箇所は必ず満点を取ることを目標に勉強を続けました。その結果、2回目の試験では合格、自己採点でも90点以上という高得点を取った経験は自分の自信にもつながりました。御社に入社した後も取得した簿記2級の知識を活かして、経理部門で活躍したいと思います。

    就活のESや面接で使える例文③趣味

    就活のESや面接で使える例文③趣味

    私の長所は継続力です。中学生から趣味で小説を書いているのですが、次第に誰かに読んでほしいと思うようになり、大学一年のときに初めて県の小説コンテストに応募しました。その際に入選をいただき、審査員からも斬新な構成が高く評価されました。

     

    今は就活中のため、あまり書く時間がありませんが、社会人になってからも小説を書き続けていくつもりです。御社に入社した際は広報部を希望しています。周りの心に響くようなキャッチコピーを作り、宣伝活動に貢献したいと思っています。

    まとめ

    まとめ
    就活で継続力を長所としてアピールするのは、プラスの評価につながりやすいです。今回紹介した例文を参考にして伝え方に十分注意し、結果を残したエピソードを盛り込みながら志望する企業にアピールしていきましょう。

    就活で長所を聞かれた際、どのように答えるべきか悩んでしまう就活生も少なくありません。次のページでは実際に「就活面接で失敗しない長所の答え方!プロが教える面接対策方法」について詳しく解説しています。こちらも参考にしながら就活対策に活用してみてください。

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